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2022年12月09日

関西医科大学 藤代彩花先生 地域医療研修終了

今回は9月~10月に関西医科大学より地域医療研修に来られた藤代彩花先生です。
10月は当院で地域医療研修を行った研修医が非常に多く、最大で初期研修医8人、後期研修医2人となり医局が非常ににぎやかになりました。その中でも先に来ていた藤代先生は中心となって同期の研修医を引っ張っていってくれましたね。

 将来は小児科医を目指すとのことでした。なかなか小児症例を経験させてあげられなかったのが惜しまれるところですが、沖永良部のことも気に入ってもらえて何よりです。

玉榮院長と

以下、藤代先生の研修の感想です。どーぞ。

沖永良部島での2ヶ月は人生で本当に忘れられない期間になりました。
楽しくとても有意義な時間を過ごすことができました。
日々の診療の中で、自分の責任も大きく周りの人に助けられることがたくさんありました。
研修医同期や上級医の先生たちにはたくさん相談に乗ってもらい、自分1人ではなかった気づきをくれたり、教えていただくことがたくさんありました。
たくさんの患者さんに出会い、元気になっていく姿をみてこれからの医師としての人生にやりがいをかんじ、改めて医師になって良かったと思いました。
これからも沖永良部での経験を糧にし、自分からさまざまな所に行き、たくさんの経験をしようと改めて思いました。

また、これからも仲良くしたいと思える人達に出会えたことは本当に人生の財産になりました。
色んな経験をしてきた人や、これからの目標を明確に持っている人などの話をたくさん聞き、人生に大きな影響を与えてもらいました。
たくさんの思い出をありがとうございました。
本当に行ってよかったです。


また、沖永良部島の星や海をはじめ洞窟など自然に感動しました。時々、看護師さんと4階の窓から海に浮かぶ沖縄と与論島を眺めたりしていました(笑)
そんな日々が既に懐かしいです。
この島に出会えて本当によかったです。
沖永良部島大好きです。
たった2ヶ月ですが自分の第二の故郷のような感覚になりました。
いつかまた沖永良部島に来るまで、みんなそれぞれ頑張っていると思い、私も日々の生活を精一杯頑張ろうと思います。
また、えらぶで会いましょう。




いいですね。ぜひまたエラブで会いたいです。お待ちしております。  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 11:07医局・研修医

2022年12月08日

聖隷三方原病院 横山昌史先生 地域医療研修終了

11月に地域医療研修で当院に研修に来られていた聖隷三方原病院の横山昌史先生の紹介です。

2018年より聖隷三方原病院からの研修を受け入れるようになり、今年で合計20名を超えるようになりました。今年の聖隷三方原病院4番バッター横山先生です。将来は泌尿器科医になるとのことでした。研修初日、天候不良で沖永良部入りできず沖縄で足止めをくらうというのはこの辺の離島あるあるですね。

前列真中が横山先生です

以下、横山先生の地域医療研修の感想になります。
今回も質問形式にしてみました。

①数ある研修先病院から当院を選んだきっかけを教えてください。
離島研修を行ってみたかったため、また先輩からの話でとても評判が良かったため

②充実した研修はできたでしょうか。一番印象に残っていること、来島前後で考えが変わった点などなどお聞かせください。
できました。
島で他の文化の人に出会って色々な話を聞けたことが良かったです。(他病院から研修に来ている)いろんな病院の環境や人などを知れてもっと努力していこうと思いました。

③沖永良部島で生活してみて感じたことを教えてください(本土とは異なる点や楽しかったこと、困ったこと等)
専門の先生に頼れない状況で、夜間は基本的に何をするにも1人でやるということは、本当は簡単なことでもすごく不安でした。
みなさん関係が近くフレンドリーで楽しかったです。

④医師としての将来像を教えてください
泌尿器科医として、一般的な手技全般ができるようになり、なおかつ、基本的な内科管理もできるような医師になりたいです。

⑤沖永良部島への想いを一言でも二言でもお願いします。
沖永良部島の方々は優しくてとても楽しかったです。1ヶ月間という短い期間でしたがありがとうございました。



  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 14:34医局・研修医

2022年12月03日

福岡徳洲会病院 栗崎道賢先生 地域医療研修終了

今年は当院で地域医療研修を行う研修医が例年よりも多めです。
数年前の医者不足の時代では考えられないくらい医局が賑やかになっております。


同時期に研修していた同期の皆さんです。あと1人初期研修医がいますよ。


さてさて今回は11月の1か月間福岡徳洲会病院より研修に来られた栗崎道賢先生(くりさきみちとし;写真左から2番目)です。下記にも述べられていますが、栗崎先生は熊本県の離島、天草出身の方です。誕生日を来島直後に迎えることになり、小米の飲食店で初対面の多くのシマンチュから祝福を受けたとのことでした。

以下、栗崎先生の地域研修の感想となります。なお、今回は質問形式に変えてみました。

① 数ある研修先病院から当院を選んだきっかけを教えてください。
貴院で研修を行った複数の先輩医師から好評であったため研修をさせていただきたいと思いました。

②充実した研修はできたでしょうか。一番印象に残っていること、来島前後で考えが変わった点などなどお聞かせください。
一番印象に残っていることは細菌性肺炎肺炎で入院となっていた患者さんのことです。入院後に色々な検査を行い好酸球性肺炎の診断としステロイドを開始したところ日に日に良くなっていったのが印象深いです。普段研修している病院ではなかなか担当医として自ら検査や治療を行うことは出来ないので、今回良くなったという実感ができて医師として成長したと感じました。

③病院寮で生活されてみて、いかがだったでしょうか。良かった点、改善すべき点などご意見があればお聞かせください。
必要な家電や調理器具など揃っており快適に過ごせました。

④ 沖永良部島で生活してみて感じたことを教えてください。(本土とは異なる点や楽しかったこと、困ったこと等)
沖永良部島の人たちが本当に暖かくて優しかったです。食事も美味しくて海もきれいなのでリフレッシュ出来ました。
離島であり仕方のないことではありますが、専門外来の頻度が少ないため専門性の高い診療科に関しての診療が出来ないことが問題だと感じました。

⑤医師としての将来像を教えてください
来年から皮膚科医として勉強していくことになりましたので、まずはしっかり学んで専門医を取りたいと思います。もともと熊本県の天草市という田舎出身ということもあり田舎で専門的な医療をしていきたいと思います。

⑥沖永良部島への想いを一言でも二言でもお願いします。
繰り返しにもなりますが、沖永良部島は海がきれいで食事もおいしく(とくにきくらげの天ぷら)、人が穏やかで優しいため仕事でもプライベートでもまた戻ってきたいと思います。今回の研修の恩返しとして、専門性を持った上で応援など少しでも力になれたらと思います。元気な皆様とまたお会いできるのを楽しみにしてます。本当にありがとうございました。

⑦その他、何でも(自由記載)
玉榮院長、藤崎副院長、市堰副院長、重軒先生、中先生は当然ながら同期、専攻医の稗田さんと共に研修を行えたので1ヶ月間やってこれました。当直の日以外は飲みに行ったりケイビングに行ったり海で泳いだりと仕事以外でも楽しむことができました。同期はみんな別々の研修病院から来ていて個性しかないメンバーでしたがそのおかげで楽しかったです。直接は照れくさくて言えないのでこの場を借りてお礼を申し上げます。



  
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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:57医局・研修医

2022年11月09日

在宅インフルエンザワクチン始まりました。

当院は訪問診療でインフルエンザワクチン接種しています。
インフルエンザ2
病院に行けない。家族さんが忙しくて病院に連れて行けない。
方々の家に先生を連れていきます。(お薬もお持ちします。)
ワクチン(コロナ・インフルエンザ)、採血など病院に来なくても可能です。

皆さんすごく喜んでくれるのと、珍しい人(先生)が来たと、
いつも目を開けてくれない患者さんが、
目を開いてずっと先生を見てくれます。
やはり先生の力は偉大ですね。
訪問診療への詳しいお問い合わせは、
沖永良部徳洲会病院0997-93-3000 訪問看護まで。
質問等お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:19医局・研修医

2022年10月09日

奈良県立医科大学 小倉先生 地域医療研修終了

今回は8~9月の8週間当院で研修を行った奈良県立医大の小倉黎先生です。小倉先生の印象を一言で表すなら‘やる気フルMAX‘です。全ての事に全力でした。7月、8月は沖永良部島も新型コロナウィルス感染症が大流行していて、通常診療+発熱外来などのコロナ対応があったりととかなり仕事量が多かった時期でしたが、この頃に研修していた初期研修医の先生方にこちらとしても非常に助けられました。

前列左から4番目が小倉先生です。


以下、小倉先生の感想です。

8週間という短い期間でしたが、ありがとうございました。
まず、仕事の面から少し話させてもらいたいと思います。
もちろん、藤崎先生や玉榮院長がいて下さって、いつでもフォローして下さる環境だからこそではありますが、担当の患者さんはほとんど全て自分でアセスメントし、治療にあたらせてもらいました。
大学病院では人手も多く、後期研修以降の先生方がメインで診療にあたるため、全てを自分一人で行うという機会にはなかなか恵まれません。勉強してきたことを活かせた反面、まだまだ勉強不足だなと思う場面もあったりし、いい経験になりました。

1年目勤務していた市中病院は大阪でも1、2を争うくらい救急搬送があった病院だったので、救急対応はそれなりに経験があったので夜間や休日に外来や、救急搬送を一人で対応することには困らなかったのですが、病棟も一人で当直しないといけないというのは少し緊張しました。実際に、院内急変もあったり翌日には島外搬送する機会もあり、大変でしだが離島医療を肌で感じることができました。


次に、仕事以外の面ですが、
意外と病院の周りは飲み屋があるので、
上の先生方が誘って下さり、仕事終わりに飲み行ったりしました。
8,9月と良いシーズンに行かせてもらったので、夏らしく、院長の家や、寮の近く、ビーチなど色々な所でBBQをしました。
休みの日には、ケービングに行ったり、有名なご飯屋さんを巡ったり、せっかくなのでフェリーで与論島に行ったり満喫しました。
台風のシーズンでもあったので、フェリーが欠航して、スーパーから品物がなくなったり、メルカリで頼んだ本が2週間くらい届かず、受取評価早くして下さいという催促の通知が鳴り止まなかったり、普段の生活からも離島だと感じることができました。

ダイビングにも行きたいと思っていたのですが、台風もあったりで行けておらず、最終週の当直明けにねじ込みました。
ただ、病院に戻るとずっと耳が痛かったので、8月から来て下さっている耳鼻科の中先生にチラッと診てもらうと、すぐ中耳炎と言われ、薬まで処方して頂きました。
最終日のお見送りの時まで耳鏡を持って来て下さり診察してもらったのも良い思い出です。
仕事の面でも、それ以外の面でも、充実し、たくさんの、経験を積むことの出来ました。
同じ時期に一緒に働かせて頂いた皆さん親切に接して下さりありがとうございました。
またご縁がありましたらよろしくお願い致します。



  
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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 16:55医局・研修医

2022年10月08日

福岡徳洲会病院 金田先生 離島研修終了

今年度より同じ徳洲会グループの福岡徳洲会病院の初期研修医も1か月間ですが、当院で研修を行うようになりました。
金田先生は和泉先生に次ぐ2番目の福岡徳洲会病院からの初期研修医でした。

耳鼻咽喉科志望で将来的には大分県日出町(別府市のとなり)にあるご実家の跡を継ぐそうです。個人的には私藤崎の前勤務先である大分赤十字病院で大変お世話になった副院長先生の甥っ子と聞いて大変驚きました。

以下、金田先生の離島研修の感想です。


正直今回の離島研修で僕は初めて沖永良部島のことを知りました。
終わってみるとどうしてこんなに素晴らしい島を知らなかったんだと思うほどに素晴らしい島でした。
僕の人生において絶対忘れられない思い出です。
そう思わせてくれた病院のスタッフの方々、同期、患者さん、地域の方々には本当に感謝しています。

いつかこの島に必ず恩返しできるように今後の医師人生もがんばっていきたいです。
本当に一ヶ月ありがとうございました。





  
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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 11:23医局・研修医

2022年09月17日

台風前の見事な虹

沖永良部島は台風11号が去ったら、次は14号が接近しています。今日の時点で910hpaとか…奄美大島に直撃しそうなので、大変心配です。沖永良部は強風域に入りそうです。昨日の夜は、島内の公民館等で、避難所設置の準備が行われていました。土日の特別診療の先生方も島に入ってこられず休診または代診の診療科があります。患者さまには、ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。
そんな、なんとなく落ち着かないところではありますが、昨日の夕方、素敵な虹がかかりました!当院の通所リハ職員の撮影です。

  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:29医局・研修医

2022年09月09日

新入職員紹介 耳鼻咽喉科 中先生

非常に嬉しいことに8月より当院にもう一人常勤医師が増えました。
耳鼻咽喉科を専門とする中智美(ともみ)先生です。これで常勤医6名体制となります。これまで以上に沖永良部の医療に貢献できればと思います。

以下、中先生の自己紹介です。

8月に耳鼻咽喉科常勤医として東京からやってきました中智美です。


幼少時より宮城県は気仙沼の大島で内科医(大島でたった一人の医者)として働いていた祖父の姿を見て医師を志しました。いつか離島医療に関わりたいと思っておりました。魚釣りや磯遊び、木の実拾いなども好きで自然に親しみながら育ってきましたので、大自然に見守られながら働けることをとても嬉しく思っております。


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         気仙沼市大島はこちら


大学病院では一般外来の他、小児難聴や補聴器、新生児スクリーニング外来等も担当していました。その後クリニックに移ってからは赤ちゃんからご高齢の方まで本当に沢山の方を診察させていただきました。両方の勤務経験を生かして島の皆さまが少しでも不安なく生活できるようお手伝いできたらと思っております。慢性上咽頭炎に対するBスポット療法等これまで当院で行っていなかった治療も取り入れていけたらと考えております。どうぞお気軽にご相談下さい。

  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 15:39医局・研修医

2022年06月25日

【奈良県立医科大学】古川先生 研修終了

今年度の奈良医大のトップバッター古川大智先生です。
4月と5月に当院で研修をしておりました。なんと、10月にももう一度当院で研修を行うことが確定しております。
この2か月間での感想を述べてもらいました。

どうぞ。

奈良県立医科大学初期研修医2年目の古川大智です。
沖永良部島で過ごした2ヶ月間は自分にとっての医師人生の中で忘れられない、そして医師としても貴重な経験のできた期間でした。
正直、研修前は当直が1人とか外来せなあかんとか、島にはコンビニ、マクドもないとかホームページの院長の強面な写真(実際はすごく優しい先生でした)など環境下でやっていけるのか不安しかなかったです。

実際、研修が始まると病棟、外来、救急も関係なく入院の決定や、内服調整、抗生剤、輸液なども含めて治療方針を決めたりするのも自ら主体的に動く必要がありました。困った時はもちろん上級医に相談はできますが、大学病院で上級医につきっきりで指導していただいてた自分にとってはかなりしんどい環境でしたが学ぶ点も多かったです。
1番印象的だったのは主治医として看取りを行う機会が多いことでした。どこまで行うのか患者様とその御家族様と相談しできるだけ望む形で最期を迎えることができたらなと思い上級医、麻酔科の先生に助言をいただきつつ試行錯誤しました。

他職種の方との距離が近いのも島病院のいいところだと思います。みなさん優しい方が多く、どんなことでも簡単に聞くことができました。また、他職種の人と関わることで自分自身の視野も広げることができ成長できたのではないかと思います。色々ご迷惑をおかけしてしまった点も多かったですが本当に色々助けられました。ありがとうございました。

同期も本当に相談しやすく優秀な人たちでとても刺激になるようなメンバーでした。公私ともに仲良くできたかなと思います。またどこかで再開したいなと思ってます。


島での暮らしも毎日が刺激的でケービングからキャンプ、シュノーケルなどアクティビティも豊富ですし、夜中に散歩すればどこでも流れ星見ることができますし海に行けば海亀見たりもできたり毎日飽きることなく生活できました。
2ヶ月間本当にお世話になりました。この場を借りてお世話になった病院のスタッフの方々に深く感謝したいです。
ありがとうございました!




  
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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 09:13医局・研修医

2022年06月03日

祥(さち)先生おめでとうございます。

昨年4月に沖永良部徳洲会病院の常勤医になってくれた祥先生ですが。
皆さん気づかれた方もいらっしゃると思いますが。
祝。岡田先生改め川添祥先生となりました。
川添という苗字は皆さんもお分かりでしょうが。。。
エラブの人と結婚してくれました。ありがたい。
そして新婚初めての誕生日。
病院でもお祝いさせていただきました。

旦那様からは素敵なプレゼントをいっぱい頂いたみたいで、
すごくうれしそうでした。ごちそうさまです。
病院ではクルクルとよく動き、患者様のために一生懸命働いてくれています。
そんな祥先生の趣味は?と聞きました。
「コナン見ながら、ゲームすること。」らしいです。
テニスサークルもされてます。
海も好きで何度かお誘いしましたが・・雨?もしくは当直と・・。なかなか海にいけません。
梅雨が明けたら海に行きましょうね。
そしてこれからも島民の患者様をよろしくお願いします。

当院は、医師の働き方改革に力を入れております。
  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 20:06医局・研修医

2022年05月16日

第69回OK‐Learning「血液ガス」


今回は奈良県立医科大学から来られている、古川Drによる「血液ガス」の勉強会です。
応援に聖マリアンナ医科大学の加藤Drも来てくれました。

この画面の前に先生達の自己紹介が入ります。
古川先生は飼い猫画面が多く、ツッコミ入ってました。(可愛かったです)
勉強会の内容も楽しみなんですが、自己紹介も各Drの個性が出ていて楽しみの1つでもあります。
大学生時代の写真、地元の写真、たまに「ホントにこれいいの?」という写真も見れます。
短い研修期間の中で、先生方と交流できないコロナ禍。
貴重な情報交換となり、OKがコミュニケーションの場になっています。

今回は呼吸器も関連していることから、リハビリの先生方の参加も見られました。
当院職員であれば、誰でも参加できる勉強会です。
もちろんこれ以外の質問にも優しく教えてくれます。
当院は職員のスキルアップをサポートしております。



  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 21:31医局・研修医看護部

2022年05月04日

聖マリアンナ医科大学 加藤先生研修終了

今年度も当院では全国各地の臨床研修指定病院より地域医療研修として初期研修医を受け入れています。

今回は、聖マリアンナ医科大学のトップバッター加藤善之先生です。加藤先生は完全にアウトドア派でキャンプや釣りといった趣味をお持ちであり、キャンプ道具や釣り道具一式を島に送ってまで楽しむアクティブドクターでした。多分、今年度また来てくれると思っています。



以下、加藤先生の感想となります。

聖マリアンナ医科大学病院研修医の加藤善之です。

沖永良部徳洲会病院での1ヶ月は、1年と少ししか経たない医師人生ですが、最も印象的で素晴らしい生活でした。
守られてきた環境の大学病院での研修とは異なり、来院された患者さんを帰していいのか否か、また使用する抗菌薬や、輸液の選択等に関しても、こちらに来るまでは1人で何かを判断して手を動かす、という機会はありませんでした。
しかし当院では、全てのことを自主的に考え、分からなければ自ら調べ行動する。どうしても分からない時は最終的に上の先生方が指導して下さる、ということの繰り返しで常に主体的に業務に携わることができました。実際に担当医になり、やってみて初めて理解が深まったり、興味がないと思い込んでいたことを楽しいと思えたり、ありとあらゆることに対して毎日新鮮な気持ちで向き合うことができました。

また、業務以外でも同期達や他の医療スタッフの方々と交流したり、島の自然に触れる機会にも多く恵まれ、本当に一生忘れられない濃密な1ヶ月間を過ごしました。マリアンナに帰った今でも、毎日島が恋しいです。再度、訪問できるよう現在画策しておりますが、来る際には足手まといにならないよう、しっかりとした知識、手技を身につけて戻って来たいです。



長くなりましたが、最後にこの1ヶ月、毎日一緒にいてくれた同期、後期ローテーの先生、医局の先生方や、秘書さんを始めとする多くの医療スタッフの方々の支えがなければ乗り切ることができなかったと思います。最高の仲間がいたからこそこの地域研修を迎えられました。この場を借りて御礼申し上げます。

研修医 聖マリアンナ医科大学病院 加藤善之

  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 23:09医局・研修医

2022年04月22日

訪問診療も行っています。

沖永良部徳洲会病院は、訪問診療のDrが常勤3人と決まっています。が、常勤のDrがいけない日は、グループ内のDrも研修医の先生と一緒に在宅医療を助けていただいています。
Dr達は島の医療のために一生懸命で、観光もあまりできないため観光地の近くの患者様のところに行くときは診療が終わってから、案内しています。

常勤の藤崎Drと4月から来てくれている加藤Dr。(うじじ浜)

中部徳洲会病院から応援に来てくれている徳川Dr。と加藤Dr。(国頭しおほしの里)

福岡徳洲会病院から応援に来てくれている小宮Dr。
と4月から来てくれている古川Dr。(田皆岬)

患者様の近くの海で、大満足の古川Dr。

常勤の川添Drと4月から来てくれている上山Dr。ゆりが満開です。(笠石公園)

1日中病院で頑張ってくれているDrにとって、訪問診療はちょっとした気分転換になり、そしてDr達に「また訪問診療に行きたい!」
と言ってもらえるために努力しております。
「晴れの日は訪問日和」が合言葉です。
いつも島のために一生懸命医療を提供してくれることに感謝しています。
これからも、在宅の患者様共々よろしくお願いいたします。
※訪問診療、訪問看護は院内フェーズマニュアルに沿って感染対策を十分に行っております。





  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 12:26医局・研修医

2022年04月11日

中部徳洲会病院 村上優太先生 研修終了

久々の地域研修終了の記事です。
今回は初期研修医ではなく、中部徳洲会病院の外科プログラムで動いている、後期研修医の村上先生です。後期研修医は初期研修を終え、医師免許取得後3~5年になります。村上先生が当院で研修をするのは実は2回目で、初期研修医の頃に2か月間(2020年10・11月)研修をされておりました。
当時の記事はこちらicon194 https://okinoerabu.amamin.jp/e782788.html

村上先生のように、初期研修医のころに当院で研修をされた先生が、しっかり臨床経験を積んだのちに応援に来てくださる先生方もいらっしゃいます。 今後もまた来たいと思われるような沖永良部島、沖永良部徳洲会病院を目指したいと思います。

それでは、以下村上先生の研修の感想です。


中部徳洲会病院専攻医の村上優太です。
1年ぶり2度目の沖永良部研修も充実した3ヶ月でした。
スタッフの皆様ありがとうございました。

1年前よりも訪問診療を担当することが多く、同じお宅に何度も訪問させて頂きました。長い入院生活から念願の自宅生活に戻ってこられた方、二人三脚で自宅療養を楽しんでいる夫婦や兄弟、不安を抱えながらも自宅で逝きたいという本人の思いを叶えてあげようと奮闘する家族…。自分は家族に良い言葉をかけてあげることができたのだろうか、帰りの車でも自問自答する日々でした。
訪問看護スタッフの細やかな気配りやフットワークの軽さには本当に頭が下がります。ありがとうございました。

離島ならではの重症患者のヘリ搬送の手配や、逆に状態が安定した患者さんがMESHで島へ帰ってくる迎えも経験しました。ドクターヘリや空飛ぶ医者がドラマなどでカッコよく取り上げられがちですが、島から送り、島で迎える医療従事者も実はもっと大切でかっこいいと思います。ぜひこっちもドラマ化してほしいです。
(自分も今回自衛隊ヘリ搬送を何度か経験しましたが毎回酔いとの戦いであり、自分は山Pにはなれないと悟りました…。)

コロナの島内クラスターも経験しましたが、島ならではの家族親戚情報網を駆使して濃厚接触者を特定して徹底的に検査を行ってあっという間に鎮火。ドライブスルー外来でのスタッフの連携や、コロナ入院患者数に合わせてコロナ病室をゾーニングしていく病棟スタッフの迅速さは本当にすごいと思いました。
病院全体でエラブをコロナからを守っていく強い意志を感じました。

県外津々浦々から来る研修医は個性的で面白い人たちばかりでした。研修医に主体性を持たせながらアドバイスをするさじ加減が難しく、指導医の先生方の苦労を少し経験した気がします。数ヶ月後には各々の専門に進んでいく先生たちのこの時期ならではの意気込みや不安を聞くことができたのは楽しかったです。数年後、また一緒に働く機会があれば嬉しいです。


長々と書きましたがもちろんアフターファイブも充実していて楽しいエラブ生活でした。内視鏡応援や外科応援でまた帰って来れるように今後も修練を積んでいきます。3ヶ月ありがとうございました。




  
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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 23:28医局・研修医

2022年02月02日

奈良県立医大 山崎先生 地域研修終了

奈良県立医科大学より地域研修に来ておりました山崎先生が無事2か月間の研修を終え、奈良へ戻りました。今でこそオミクロン株の流行で全国的に大変な時期ではありますが、沖永良部では全国的に下火であった年末にデルタ株患者さんたちがおりまして大変な時期でした。その間も発熱外来、当直業務棟頑張っていただきました。

以下、山崎先生の地域研修の感想になります。


奈良県立医科大学初期研修医の山﨑慎太郎です。2021年12月から年を跨いで1月までの2ヶ月間、沖永良部徳洲会病院で地域医療研修させていただきました。



 僕よりも一足先に沖永良部を満喫した同期からいただいた「ほとんど何も持っていかんでも島生活は余裕やで」という言葉を妄信し、夏旅行用の荷物で来島し凍死しかけたところから沖永良部での生活が始まりました。(年末年始に冬服持参のため帰省しました。)
 研修初日ですが、困ったら何でも相談していいから!とおっしゃっていた藤崎先生が、前日夜に本人曰く「ただの水」を飲みすぎたせいか、外来中トイレからしばらく帰らぬ人となったり、その翌日には120kgオーバー大男研修医の喜瀬くんが、同時期に来島したはずなのにいつの間にか腸炎で入院していたようで、点滴棒をカラカラ引きながらスクラブで院内を闊歩していたりなど、意味の分からないことが多すぎて、仕事どころではありませんでした。なんならこれまで大学病院で上級医の先生の決めた方針に頷いていただけの山﨑は、自分主体で動かなければならないシステム上、困る場面はかなり多かったです。
 しかし、後期研修医の安本先生や岡田先生(1月からは村上先生も)に色々手助けしていただきながら何とか乗り切り、落ち着きなく四六時中院内を彷徨い続ける謎同期の宇佐美が増え、看護師さん・薬剤師さん・MEさんなども仕事以外でも多くの接点があり、すぐに過ごしやすい環境に変わりました。普段大学病院では経験できないような手技や治療もこの短期間で沢山経験できたお陰で、自分的には大きく成長できました。離島ならではの、患者のADLや生活背景を踏まえ、どんな治療・病院側としての接し方が患者にとって良いのかを考える、というのも思考過程自体は拙いながらもとても勉強になりました。
 その後も掘っても掘っても無茶苦茶なお嬢様エピソードが際限なく飛び出してくる細田、1月スタートなのに長袖はパーカー1枚のみでやって来た自分以上に沖永良部をナメていた山下、と愉快な同期が増え、喜瀬の車メインで島内の美味しい店を堪能し尽くせたのはいい思い出です。




 また、人間でも動物でもウェルカムの玉榮院長の洒落たご自宅でクリスマスパーティーやBBQ、映画鑑賞などさせていただきました。島内の食物連鎖の頂点に立つと囁かれている院長の愛犬には惜しくも会うことはできませんでしたが…。
 ダラダラ思いつくままに書いていましたが、上級医の先生方にも同期にも恵まれた、充実した研修生活を送ることができました。関わってくださった全ての方に、感謝の意を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。





 ちなみに、沖永良部名物ケイビングの4コース全て制覇して戦利品をいただきました。



  
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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 19:05医局・研修医

2022年01月26日

浦添総合病院 宇佐美福人先生 研修終了

昨年12月地域研修を行っていた宇佐美先生が研修を終え、沖縄県浦添総合病院へ戻られました。浦添総合病院からは2人目の研修医です。来年度からは出身校である大阪医科薬科大学(昨年大阪医科大学と大阪薬科大学が統合されたそうです)の泌尿器科へ入局するとのことで、あと3か月沖縄で研修を頑張るそうです。

宇佐美先生からは下記タイトルで感想をいただいております。


えらぶを振り返って

浦添総合病院 研修医2年目 宇佐美福人


 明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。
2021年12月の1ヶ月間地域研修させていただきました、研修医2年目宇佐美福人です。
1か月間という短い期間ではありましたが、2年間の初期研修の中で一番楽しかったです。それはそれは楽しくて大変でした(語彙力のなさ)。


 地域医療という枠組みではありましたが、提供できる医療レベルは自病院とそこまで大きく変わらないと感じました(機器や物品の取り寄せにはタイムラグがありますが)。また、関わる方が看護師さんのみならず、薬剤師さん、看護助手さん、MEさん、PTさん、STさんなど、自病院ではあまり関わることのできなかった方々とも深いかかわりができました。
藤崎先生や玉榮院長にも気軽に相談ができる環境であり、治療方針に困ったときや何をしたらいいかわからなくなったとき、手厚いサポートがあり、方針を決定していくことができました。仕事外でも気軽に飲みに誘わせていただき、その上2次会3次会までご一緒させていただき、なんて優しい人たちなんだと感じておりました。また、後期研修の安元先生(神)にはとても相談しやすく、わからないことがあって聞いたら20倍くらいになって返ってきて、ストレートにすごい人だなと感じました(つまるところ神)。神元先生がいる期間に一緒に働くことができて、非常にありがたかったです。岡田先生は仕事云々よりはよ結婚してください、みんな待ってます(棒)。


 病棟では職場のスタッフというよりは仲良い友達と一緒に働いている感覚で、気軽に話しかけたり、薬局に行ってわからない薬の使い方聞いたりと日中業務中は病院内を歩き回って、無駄に回診していました(推しメン薬剤師と喋るためってのはここだけの話)。病棟を歩いていると看護師さんから気軽に話しかけてもらえたり、日々の細かな変化も教えてもらえたりして非常に働きやすかったです。プライベートでも非常に仲良くしてもらえて、週3-4くらいでは飲みに行っていたと思います。今後も仲良くいい関係を続けたいと思う子らばかりでした。


 同期の研修医は初日どんな奴らなんかなと思っていったら、山崎先生(奈良県立医大)はまともでしたが、もう1人の喜瀬先生(中部徳洲会病院)は鳥刺し食べて発熱、嘔吐下痢がひどく休んでいると思ったら知らないうちに入院しているしで不安なスタートでしたが、喜瀬くん(体重130㎏)が回復して以降は、一緒に遊びに行ったり、飲みに行ったりと楽しく過ごすことができました。12月中旬に細田先生(関西医科大学)が合流しました。彼女のエピソードはここで書くにはスペースが足りなすぎるので、山崎くん、喜瀬くんに期待します。
なにはともあれ、めちゃめちゃ楽しかったです。また、島に行かせてもらいたいと思っています。ありがとうございました。




  
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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:26医局・研修医

2022年01月07日

中部徳洲会病院 堀内朱音先生 研修終了

こんにちは。今年も研修医の先生方の当院での地域研修の感想を載せていきます。
新年1発目は、中部徳洲会病院の堀内先生です。この記事が掲載される頃にはめでたくご結婚され、苗字が変わっていることと思います。
沖永良部徳洲会病院からも心よりお祝い申し上げます。



以下、堀内先生の感想となります。

中部徳洲会病院2年目堀内です。

夏が終わって過ごしやすくなってきたけれどまだ海には入れそう…そんな時期の沖永良部にやってきました。志望は救急科です。

所属病院の内科研修では、入院患者さんについても検査・治療・退院の可否などについては上級医の指導に沿って行っていました。
しかし離島研修では初療から退院まで自分で考えて行い、責任を持って患者と家族の人生に関わることができました。もちろん上級医の温かい見守りがあってこそ出来るものでした。病態だけを考えていた頃と違い、同じ病気であってもその方の生活背景やADL、社会福祉のバックアップなどが異なるため、他職種との協力が不可欠であると勉強になりました。

また島の全ての救急を受ける総合病院として、ヘリ搬送や緊急処置に関わることができました。島の限られた医療で出来る/出来ないを判断するのは救急志望としていい経験となりました。

奄美ブロック研修医勉強会では沖永良部代表としてステロイド内服患者のニューモシスチス肺炎について発表しました。なかなか出会う機会のない病気ですが、死亡率は低くなく、見逃すことを許されないものです。患者さんは無事に回復しましたが、リスク評価や症状の変化など細かいところに目を配る大切さを学びました。

この2ヶ月、お腹が出ている上級医のおじさん2人と、デキる後期研修医の先輩2人、にぎやかな研修医たち、そして優しく気さくなコメディカルの方々に支えられて無事に終えることができました。




至らぬことも迷惑をかけたこともたくさんありましたが、最後まで大きな問題もなく過ごせたのは皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
  
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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 22:33医局・研修医

2021年12月31日

沖永良部徳洲会病院 医局の1年 ~2021年を振り返って~

2022年へのカウントダウンが始まりましたね。
皆さんの2021年はいかがでしたでしょうか?
当院の2021年も色々とありました。
今年の沖永良部徳洲会病院医局を振り返ってみようかと思います。もちろん私、藤崎の個人的感想を含みますので、悪しからず。

1月
icon187当院で毎月2回当直業務をされている朝戸医院の朝戸俊行先生が声をあげて始まった沖永良部医師キャンプ同好会。コロナ禍では全国的にもキャンプブームとなり、例にもれず現在進行形でハマってます。

2月
icon187奈良県立医科大学からの初期研修医が一時3人になりました。意外と奈良医大からは人気なのかな?

3月
icon187福岡から6月までの4か月間、吉田尊久先生が応援に来てくださいました。訪問診療と4階東病棟の担当、ありがとうございました。


4月
icon187祝!岡田祥先生 常勤医に
2月、3月の2か月間だけの地域研修の予定だった岡田祥先生が、なんとなんと常勤医として勤務されることになりました。今年の中では一番のビッグニュースだったと思います。常勤医師、とくに若い医師が増えることは良いことだと思いますし、常勤の女性医師がどのようにしてこれからご自分のキャリアを積み上げていくのかにも注目です。沖永良部徳洲会病院は全力で応援します。



5月
icon187沖永良部島初のコロナクラスター
遅かれ早かれ、いずれは沖永良部でも起こるだろうとずっと警戒しておりましたが、ついに来てしまったかという気持ちでした。初めて通常の病院機能を止めて、多方面からの援助をもらい何とか20日程度で終息に至りました。応援いただいた各方面の方々、本当にありがとうございました。
また、コロナの世の中になって、知名町、和泊町の両自治体との繋がりも強くなり、非常に連携が取れやすくなった気がします。

6月
icon187祝!玉榮院長還暦
6月10日に玉榮院長が還暦を迎え、皆でお祝いをしました。まだまだ定年まで沖永良部で突き進んでください!

7月
icon187当院の医局秘書は2名体制で、医局を陰で支えてくれています。そのうちの一人、みんなのお母さん役稲江さんに代わり、新しい医局秘書として島田さんが就任されました。

8月
icon187市堰副院長着任!
当院の副院長として市堰浩先生が赴任してこられました。当院職員含め、島民の皆様方にとっては待望の小児科の常勤医です。関西出身のせいか(iocon195完全に偏見です)、大変話がうまく、おもしろい先生です。小児科受診でなくとも一度市堰先生の外来を受診してみてください。


9月
icon187中部徳洲会病院より後期研修で来られていた安部貴之先生が中心となって沖永良部徳洲会病院版新型コロナ感染症対策マニュアルを策定。沖永良部島内での警戒レベル同様、院内感染対策としてフェーズ分けを行い、離島ならではの新型コロナ感染対策が行えるようになりました。

10月
icon187前出の安部先生が将来的には沖永良部へのIターンを考えているとのことで、島内での居住地探しを始めました。

11月
icon187SDGs(持続可能な開発目標)に向けた取り組みとして、職員でのビーチクリーンを行い、その後のランチまで。いわゆるボランケーションでコロナ渦以降希薄となった職員間のコミュニケーションを図ることができました。

12月
icon187全国的には感染者が下火の中、不意にやってきた新型コロナさん。5月のクラスターの時と同様に初動で数多くの方々に核酸検出検査(LAMP法、PCR法)を行ったところ、予想を遥かに超える数の検査者数で、病院周辺は大渋滞となりました。近隣住民の方々、そして被検者の方々には大変ご迷惑をおかけしました。今後は濃厚接触者のみにしか検査は行わない予定(希望の自費検査は行います)。

まだまだ新型コロナが終息しそうにありませんが、今年も一年間ありがとうございました。
まだ公表はできませんが、来年は島民の皆様にとりましても、ビッグなニュースが控えております。2022年も沖永良部徳洲会病院をよろしくお願いいたします。

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 16:52医局・研修医

2021年12月20日

奄美ブロック研修医勉強会

現在の臨床研修制度は初期研修医の地域医療の経験が必須となっております。
徳州会グループは初期研修医2年目の時期に離島を含む全国各地の病院で2ヶ月間の地域医療研修を行います。今では徳州会グループの病院のみならず、他の臨床研修指定病院からの初期研修医の受け入れを行っており、当院では、奈良県立医科大学、聖隷三方原病院、聖マリアンナ医科大学、昭和大学、関西医科大学、浦添総合病院などからも地域医療研修に来られます。

奄美ブロックでは奇数月に奄美ブロック研修医勉強会という、地域で経験した勉強になる症例の報告会が奄美市(時々沖縄、徳之島にて)あります。奄美群島内(喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島)の各施設より集います。今回は、11月20日(土)に当院から堀内朱音先生(沖縄中部徳洲会病院所属)が「化学療法中、非特異的症状から急速に肺炎が進行したニューモシスチス肺炎の一例」という演題で症例発表を行いました。非AIDS患者でのニューモシスチス肺炎はなかなか経験する機会はありません、ステロイド長期ユーザーにおける肺炎の鑑別疾患としては毎回頭にいれておくということで良い経験になったと思います。また、発表後の質疑応答でも多くの質問があり、人前で発表することに慣れるという意味でも良かったのではないでしょうか。




当院で研修に来ている同期皆で参加してきました。

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 18:42医局・研修医

2021年12月09日

【奈良県立医科大学】高松先生 研修終了

うがみやーぶら~(こんにちは)icon137

ここ沖永良部島も大分寒くなってきましたね。

さて、今回は奈良県立医科大学より地域医療研修に来られていた高松先生です。
高松先生は沖永良部に入られる前に交通事故にあったため、こちらでも外来リハビリテーションに通っていました。
将来は泌尿器科医になるということです。


高松先生は写真真中黒Tシャツです


以下、高松先生の感想です。

奈良県立医科大学附属病院の髙松です。
沖永良部徳洲会病院での地域医療研修で8週間お世話になりました。

今まで大学病院ではなかなか自分が主体的に患者さんと向き合う経験は少なかったですが、離島研修では外来でも病棟でも検査や治療を検討したり、患者さんやご家族に病状説明する機会に恵まれ、濃厚な研修生活でした。
看護師、薬剤師、放射線技師、臨床工学技士等多職種での交流も公私ともに多く、自分の視野が非常に広がりました。
今まで奈良県という海なし県でずっと過ごしていたため、日常のワンシーンのどこかに海がある生活が人生で初めてで毎日が新鮮で刺激的な日々でした。

左から堀崎先生、高松先生、堀内先生

沖永良部でお世話になった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。この8週間での思い出や経験を忘れずにこれからの医師人生を頑張りたいです!




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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 17:49医局・研修医