2022年04月11日
中部徳洲会病院 村上優太先生 研修終了
久々の地域研修終了の記事です。
今回は初期研修医ではなく、中部徳洲会病院の外科プログラムで動いている、後期研修医の村上先生です。後期研修医は初期研修を終え、医師免許取得後3~5年になります。村上先生が当院で研修をするのは実は2回目で、初期研修医の頃に2か月間(2020年10・11月)研修をされておりました。
当時の記事はこちら
https://okinoerabu.amamin.jp/e782788.html
村上先生のように、初期研修医のころに当院で研修をされた先生が、しっかり臨床経験を積んだのちに応援に来てくださる先生方もいらっしゃいます。 今後もまた来たいと思われるような沖永良部島、沖永良部徳洲会病院を目指したいと思います。
それでは、以下村上先生の研修の感想です。
中部徳洲会病院専攻医の村上優太です。
1年ぶり2度目の沖永良部研修も充実した3ヶ月でした。
スタッフの皆様ありがとうございました。
1年前よりも訪問診療を担当することが多く、同じお宅に何度も訪問させて頂きました。長い入院生活から念願の自宅生活に戻ってこられた方、二人三脚で自宅療養を楽しんでいる夫婦や兄弟、不安を抱えながらも自宅で逝きたいという本人の思いを叶えてあげようと奮闘する家族…。自分は家族に良い言葉をかけてあげることができたのだろうか、帰りの車でも自問自答する日々でした。
訪問看護スタッフの細やかな気配りやフットワークの軽さには本当に頭が下がります。ありがとうございました。
離島ならではの重症患者のヘリ搬送の手配や、逆に状態が安定した患者さんがMESHで島へ帰ってくる迎えも経験しました。ドクターヘリや空飛ぶ医者がドラマなどでカッコよく取り上げられがちですが、島から送り、島で迎える医療従事者も実はもっと大切でかっこいいと思います。ぜひこっちもドラマ化してほしいです。
(自分も今回自衛隊ヘリ搬送を何度か経験しましたが毎回酔いとの戦いであり、自分は山Pにはなれないと悟りました…。)
コロナの島内クラスターも経験しましたが、島ならではの家族親戚情報網を駆使して濃厚接触者を特定して徹底的に検査を行ってあっという間に鎮火。ドライブスルー外来でのスタッフの連携や、コロナ入院患者数に合わせてコロナ病室をゾーニングしていく病棟スタッフの迅速さは本当にすごいと思いました。
病院全体でエラブをコロナからを守っていく強い意志を感じました。
県外津々浦々から来る研修医は個性的で面白い人たちばかりでした。研修医に主体性を持たせながらアドバイスをするさじ加減が難しく、指導医の先生方の苦労を少し経験した気がします。数ヶ月後には各々の専門に進んでいく先生たちのこの時期ならではの意気込みや不安を聞くことができたのは楽しかったです。数年後、また一緒に働く機会があれば嬉しいです。

長々と書きましたがもちろんアフターファイブも充実していて楽しいエラブ生活でした。内視鏡応援や外科応援でまた帰って来れるように今後も修練を積んでいきます。3ヶ月ありがとうございました。



今回は初期研修医ではなく、中部徳洲会病院の外科プログラムで動いている、後期研修医の村上先生です。後期研修医は初期研修を終え、医師免許取得後3~5年になります。村上先生が当院で研修をするのは実は2回目で、初期研修医の頃に2か月間(2020年10・11月)研修をされておりました。
当時の記事はこちら

村上先生のように、初期研修医のころに当院で研修をされた先生が、しっかり臨床経験を積んだのちに応援に来てくださる先生方もいらっしゃいます。 今後もまた来たいと思われるような沖永良部島、沖永良部徳洲会病院を目指したいと思います。
それでは、以下村上先生の研修の感想です。
中部徳洲会病院専攻医の村上優太です。
1年ぶり2度目の沖永良部研修も充実した3ヶ月でした。
スタッフの皆様ありがとうございました。
1年前よりも訪問診療を担当することが多く、同じお宅に何度も訪問させて頂きました。長い入院生活から念願の自宅生活に戻ってこられた方、二人三脚で自宅療養を楽しんでいる夫婦や兄弟、不安を抱えながらも自宅で逝きたいという本人の思いを叶えてあげようと奮闘する家族…。自分は家族に良い言葉をかけてあげることができたのだろうか、帰りの車でも自問自答する日々でした。
訪問看護スタッフの細やかな気配りやフットワークの軽さには本当に頭が下がります。ありがとうございました。
離島ならではの重症患者のヘリ搬送の手配や、逆に状態が安定した患者さんがMESHで島へ帰ってくる迎えも経験しました。ドクターヘリや空飛ぶ医者がドラマなどでカッコよく取り上げられがちですが、島から送り、島で迎える医療従事者も実はもっと大切でかっこいいと思います。ぜひこっちもドラマ化してほしいです。
(自分も今回自衛隊ヘリ搬送を何度か経験しましたが毎回酔いとの戦いであり、自分は山Pにはなれないと悟りました…。)
コロナの島内クラスターも経験しましたが、島ならではの家族親戚情報網を駆使して濃厚接触者を特定して徹底的に検査を行ってあっという間に鎮火。ドライブスルー外来でのスタッフの連携や、コロナ入院患者数に合わせてコロナ病室をゾーニングしていく病棟スタッフの迅速さは本当にすごいと思いました。
病院全体でエラブをコロナからを守っていく強い意志を感じました。
県外津々浦々から来る研修医は個性的で面白い人たちばかりでした。研修医に主体性を持たせながらアドバイスをするさじ加減が難しく、指導医の先生方の苦労を少し経験した気がします。数ヶ月後には各々の専門に進んでいく先生たちのこの時期ならではの意気込みや不安を聞くことができたのは楽しかったです。数年後、また一緒に働く機会があれば嬉しいです。

長々と書きましたがもちろんアフターファイブも充実していて楽しいエラブ生活でした。内視鏡応援や外科応援でまた帰って来れるように今後も修練を積んでいきます。3ヶ月ありがとうございました。



タグ :研修医
関西医科大学 南先生 地域医療研修終了「
ハートライフ病院 小宮山先生 地域医療研修終了
浦添総合病院 赤嶺先生 地域医療研修終了
中部徳洲会病院 樋熊先生 地域医療研修終了
聖隷三方原病院 朝倉先生 地域医療研修終了
聖マリアンナ医科大学 末綱先生 研修終了
ハートライフ病院 小宮山先生 地域医療研修終了
浦添総合病院 赤嶺先生 地域医療研修終了
中部徳洲会病院 樋熊先生 地域医療研修終了
聖隷三方原病院 朝倉先生 地域医療研修終了
聖マリアンナ医科大学 末綱先生 研修終了
Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 23:28
│医局・研修医