2022年12月01日
沖永良部島ランチマップ
「沖永良部島うとぅるしゃマラソン」のブログ、たくさんの方に見て頂き、ありがとうございました!
なんとなんとブログランキング1位を獲得しました!
凄〜い♫これからもたくさんの「いいね」お待ちしています。
さて、一躍有名になった?!トラベルナースのTさん。
またまたエラブ愛満載のネタを提供してくれました。

沖永良部ランチマップです。
沖永良部に来た方は体験済みかと思いますが、実はランチをしているお店って貴重なんです。特に日曜日は休みのお店が多く、観光に来た方のランチ難民が続出します。
このマップ、何が凄いって…Tさんが「自転車」で島内を巡って作成したこと。エラブは周囲55.8kmあります。さすがアスリートナースTさん!エラブにくる応援ナースのために、と作成を始めたようです。実物は職員食堂と4階の職員休憩室に貼ってあります。見たいかたは、ぜひぜひエラブにきて下さいね(笑)
なんとなんとブログランキング1位を獲得しました!
凄〜い♫これからもたくさんの「いいね」お待ちしています。
さて、一躍有名になった?!トラベルナースのTさん。
またまたエラブ愛満載のネタを提供してくれました。

沖永良部ランチマップです。
沖永良部に来た方は体験済みかと思いますが、実はランチをしているお店って貴重なんです。特に日曜日は休みのお店が多く、観光に来た方のランチ難民が続出します。
このマップ、何が凄いって…Tさんが「自転車」で島内を巡って作成したこと。エラブは周囲55.8kmあります。さすがアスリートナースTさん!エラブにくる応援ナースのために、と作成を始めたようです。実物は職員食堂と4階の職員休憩室に貼ってあります。見たいかたは、ぜひぜひエラブにきて下さいね(笑)
2022年11月24日
沖永良部島うとぅるしゃマラソン
まだまだ暑い沖永良部から、先日行われた「沖永良部島うとぅるしゃマラソン」のご紹介です。「うとぅるしゃ」とは、えらぶの方言で「ものすごい」などの意味です。
島内70キロを走る企画で、なんと当院から1名の参加者がいました!トラベルナースのTさん。勤務終了後に、海で泳いでそのままラン、途中、島のおじさん達と貝を食べたり(笑)。トライアスロンのコーチをするなどパワフルナースです。ではでは、Tさんから写真を貰いましたので、ご紹介します。

夜明け前の6時にフローラルホテル前の、メントマリ公園をスタート。45名の参加者です。ちなみに、100kmにしなかっのは「ゆっくりと島の風景を味わいながら楽しく走って欲しい」との企画者の思いから、です。

当日は気温27℃を超える炎天下。11月です…ランナーにとっては少し厳しい条件になりました。まだまだ笑顔のTさん。凄いです。

途中14箇所に設置されたエイドステーション。島民がボランティアで島の特産品等でランナーをバックアップします。

完走です!制限時間10分前だったとか。素晴らしい!

Tさん、手書きのマラソンコース。えらぶ愛が伝わってきます。このマラソン大会に出場するために、契約期間を延長してくれたほどです。次は沖縄のマラソン大会に出るとか…。凄いの一言です。お疲れさまでした〜。
島内70キロを走る企画で、なんと当院から1名の参加者がいました!トラベルナースのTさん。勤務終了後に、海で泳いでそのままラン、途中、島のおじさん達と貝を食べたり(笑)。トライアスロンのコーチをするなどパワフルナースです。ではでは、Tさんから写真を貰いましたので、ご紹介します。

夜明け前の6時にフローラルホテル前の、メントマリ公園をスタート。45名の参加者です。ちなみに、100kmにしなかっのは「ゆっくりと島の風景を味わいながら楽しく走って欲しい」との企画者の思いから、です。

当日は気温27℃を超える炎天下。11月です…ランナーにとっては少し厳しい条件になりました。まだまだ笑顔のTさん。凄いです。

途中14箇所に設置されたエイドステーション。島民がボランティアで島の特産品等でランナーをバックアップします。

完走です!制限時間10分前だったとか。素晴らしい!

Tさん、手書きのマラソンコース。えらぶ愛が伝わってきます。このマラソン大会に出場するために、契約期間を延長してくれたほどです。次は沖縄のマラソン大会に出るとか…。凄いの一言です。お疲れさまでした〜。
2022年10月02日
4階病棟 敬老会
9月26日、4階病棟の敬老会が行われました。
4階病棟は、療養型病棟のため、一般病棟よりも、ご高齢者が多く、入院期間も長い方が多いです。そんな患者さまに「少しでも楽しんで頂ける時間を!」と企画しました。患者さまの体調を考慮して30分と短い時間でしたが「楽しかったよ~」との声を頂きました。
踊りは自主練のみで、ぶっつけ本番。
動画を載せられないのが残念ですが、写真で雰囲気を感じて下さい。

前日の業務終了後から飾り付け開始

御前風。エラブのお祝い事には欠かせない舞です。写真はありませんが、このあと、男性スタッフによる国頭ヤッコも披露されました。

応援勤務者による三味線演奏。島に来てから習い始めたそうです。患者さんが知っている歌を弾いてくれて、歌声が聞こえていました。

院長からご挨拶。
手術が終わってから駆けつけてくれました。

締めのマツケンサンバ!衣装もスタッフの手作りです。

噂を聞きつけた医師や、他部署の方も見にきてくれました。


患者さんの笑顔や歌声が聴けて、楽しい敬老会になりました。
4階病棟は、療養型病棟のため、一般病棟よりも、ご高齢者が多く、入院期間も長い方が多いです。そんな患者さまに「少しでも楽しんで頂ける時間を!」と企画しました。患者さまの体調を考慮して30分と短い時間でしたが「楽しかったよ~」との声を頂きました。
踊りは自主練のみで、ぶっつけ本番。
動画を載せられないのが残念ですが、写真で雰囲気を感じて下さい。

前日の業務終了後から飾り付け開始

御前風。エラブのお祝い事には欠かせない舞です。写真はありませんが、このあと、男性スタッフによる国頭ヤッコも披露されました。

応援勤務者による三味線演奏。島に来てから習い始めたそうです。患者さんが知っている歌を弾いてくれて、歌声が聞こえていました。

院長からご挨拶。
手術が終わってから駆けつけてくれました。

締めのマツケンサンバ!衣装もスタッフの手作りです。

噂を聞きつけた医師や、他部署の方も見にきてくれました。


患者さんの笑顔や歌声が聴けて、楽しい敬老会になりました。
2022年06月03日
ミニ勉強会「NHF」(ネーザルハイフロー)開催
沖永良部は、スコールのような梅雨空が続いています。
6月第一弾目の投稿です。
6月1日に、新人職員を対象にしたミニ勉強会を開催しました。内容は「NHF」(ネーザルハイフロー)について。
まず座学で呼吸リハに長けている、理学療法士:尾熊さんより説明。その後、臨床工学技士:千葉さんより実際に機器の取り扱いについて説明がありました。
新人職員も4月に入職し、早3ヶ月目。病棟では、新人ナースが少しずつ管理が難しい患者さんを受け持つようになってきています。他部署の新人も一緒に勉強することで、視野を広げることもできます。
ガンバレ!みんな! 先輩スタッフは応援しています。

尾熊さんに「新人向けに勉強会して」とお願いしたのが2日前。快く受けてくれました。部署の垣根がなく、お願いしやすいのも当院のいいところです。

千葉さんは、職場体験学習等でも色々考えてくれました。医療機器で困ったことがあると、直ぐに駆けつけてくれます。
気軽に「いいね」押してください!
6月第一弾目の投稿です。
6月1日に、新人職員を対象にしたミニ勉強会を開催しました。内容は「NHF」(ネーザルハイフロー)について。
まず座学で呼吸リハに長けている、理学療法士:尾熊さんより説明。その後、臨床工学技士:千葉さんより実際に機器の取り扱いについて説明がありました。
新人職員も4月に入職し、早3ヶ月目。病棟では、新人ナースが少しずつ管理が難しい患者さんを受け持つようになってきています。他部署の新人も一緒に勉強することで、視野を広げることもできます。
ガンバレ!みんな! 先輩スタッフは応援しています。

尾熊さんに「新人向けに勉強会して」とお願いしたのが2日前。快く受けてくれました。部署の垣根がなく、お願いしやすいのも当院のいいところです。

千葉さんは、職場体験学習等でも色々考えてくれました。医療機器で困ったことがあると、直ぐに駆けつけてくれます。
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2022年05月16日
第69回OK‐Learning「血液ガス」

今回は奈良県立医科大学から来られている、古川Drによる「血液ガス」の勉強会です。
応援に聖マリアンナ医科大学の加藤Drも来てくれました。

この画面の前に先生達の自己紹介が入ります。
古川先生は飼い猫画面が多く、ツッコミ入ってました。(可愛かったです)
勉強会の内容も楽しみなんですが、自己紹介も各Drの個性が出ていて楽しみの1つでもあります。
大学生時代の写真、地元の写真、たまに「ホントにこれいいの?」という写真も見れます。
短い研修期間の中で、先生方と交流できないコロナ禍。
貴重な情報交換となり、OKがコミュニケーションの場になっています。

今回は呼吸器も関連していることから、リハビリの先生方の参加も見られました。
当院職員であれば、誰でも参加できる勉強会です。
もちろんこれ以外の質問にも優しく教えてくれます。
当院は職員のスキルアップをサポートしております。
2022年04月07日
新人ナース奮闘中
今年度は3名の新人看護師がきてくれました。
今日は初めての採血練習。もちろん今までは実際にしたことはありません。模擬の血管を使って練習しましたが、既に緊張で汗だくの新人さん。
明日は本番!職員の血管で採血します。
ガンバレ新人ナース達!


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今日は初めての採血練習。もちろん今までは実際にしたことはありません。模擬の血管を使って練習しましたが、既に緊張で汗だくの新人さん。
明日は本番!職員の血管で採血します。
ガンバレ新人ナース達!


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2022年03月19日
訪問看護体験第3弾
こんにちは。訪問看護池下です。皆さんお元気でしょうか?沖永良部島はコロナで大変です。
大変な中、ほっこりする話を。。。コロナで大変になる直前に、訪問体験行ってまいりました。
今回紹介させていただくのは、RIKAjobから応援ナースに来ていただいている、佐賀県出身のかわいこちゃんナースです。
訪問看護に若い子が来てくれると、なんと。患者さん元気になってしまうという事が判明しました。
今回は以前にも紹介させて頂いた、気管切開を行って一人暮らしで自己喀痰吸引を行っている患者さん。

と心不全で一人暮らしをされている患者さんのお宅を訪問しました。
なんと。沖永良部島には家の敷地内に防空壕がある家が多いのです。


体験後の応援ナースの感想です。
「以前から興味深かった島での訪問看護を見学させていただきました。入院中に手技を習得し、デイサービスや訪問介護など様々なサービスを利用しながら暮らしている方。家族は他県に住んでいても自分はこの島で最期まで暮らしたいと強い意志を持った方。お二人とも訪問直後はベットで横になり少し元気がない様子でした。訪問看護師がかかわるうちに、次第に患者さんの口数や笑顔が増えていき、生き生きとされてきました。普段の何気ない会話の中で、情報を引き出し、患者さんが楽しめる会話の糸口を見つける大切さを感じました。
沖永良部島に来て1か月。島の特徴や島の方々の生活や大切にしている事を知ることができ、とても楽しい貴重な経験になりました。」

仕事も、プライベートも沖永良部島を満喫して、何かをつかんで帰ってほしいです。
そして疲れたら帰ってきてほしいですね。
患者さんに元気をくれて、ありがとうございました。
気軽に「いいね!」押してください。
大変な中、ほっこりする話を。。。コロナで大変になる直前に、訪問体験行ってまいりました。
今回紹介させていただくのは、RIKAjobから応援ナースに来ていただいている、佐賀県出身のかわいこちゃんナースです。
訪問看護に若い子が来てくれると、なんと。患者さん元気になってしまうという事が判明しました。
今回は以前にも紹介させて頂いた、気管切開を行って一人暮らしで自己喀痰吸引を行っている患者さん。

と心不全で一人暮らしをされている患者さんのお宅を訪問しました。
なんと。沖永良部島には家の敷地内に防空壕がある家が多いのです。


体験後の応援ナースの感想です。
「以前から興味深かった島での訪問看護を見学させていただきました。入院中に手技を習得し、デイサービスや訪問介護など様々なサービスを利用しながら暮らしている方。家族は他県に住んでいても自分はこの島で最期まで暮らしたいと強い意志を持った方。お二人とも訪問直後はベットで横になり少し元気がない様子でした。訪問看護師がかかわるうちに、次第に患者さんの口数や笑顔が増えていき、生き生きとされてきました。普段の何気ない会話の中で、情報を引き出し、患者さんが楽しめる会話の糸口を見つける大切さを感じました。
沖永良部島に来て1か月。島の特徴や島の方々の生活や大切にしている事を知ることができ、とても楽しい貴重な経験になりました。」

仕事も、プライベートも沖永良部島を満喫して、何かをつかんで帰ってほしいです。
そして疲れたら帰ってきてほしいですね。
患者さんに元気をくれて、ありがとうございました。
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2022年01月02日
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます
病棟は入院患者さんがいらっしゃるので、いつもどおりの日常ですが、療養病棟のスタッフが「少しでもお正月気分を」と、手作りでがんばっていました。
紹介します。

夜勤明けのスタッフが作成開始。明けなので顔だしNGだそうです(笑)

日勤スタッフで完成!

本日の職員食は、お節料理でした。沖縄から応援のスタッフが「初めてたべました!」と喜んでくれました。
皆さま、本年も宜しくお願い申し上げます。
気軽にイイね押してください!
病棟は入院患者さんがいらっしゃるので、いつもどおりの日常ですが、療養病棟のスタッフが「少しでもお正月気分を」と、手作りでがんばっていました。
紹介します。

夜勤明けのスタッフが作成開始。明けなので顔だしNGだそうです(笑)

日勤スタッフで完成!

本日の職員食は、お節料理でした。沖縄から応援のスタッフが「初めてたべました!」と喜んでくれました。
皆さま、本年も宜しくお願い申し上げます。
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2021年12月22日
クリスマス
島もやっと冬らしく、朝晩は寒くなってきました。
面会禁止で、寂しい気持ちの患者さんと、私達スタッフのため(笑)少しだけ、クリスマスらしくしてみました。
気分が沈みがちになりますが、ホッとするひとときが持てたらいいですね

4東病棟の飾り付け。デイルームの壁に貼ってあります

4西病棟の飾り付け。
気軽に「いいね」押して下さい!
面会禁止で、寂しい気持ちの患者さんと、私達スタッフのため(笑)少しだけ、クリスマスらしくしてみました。
気分が沈みがちになりますが、ホッとするひとときが持てたらいいですね

4東病棟の飾り付け。デイルームの壁に貼ってあります

4西病棟の飾り付け。
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2021年12月22日
自慢の職員。お疲れさまでした。
今月、当院に勤務されていたエイドさん(看護助手)が退職されました。勤続年数20年以上、そして、御年70歳!
とてもパワフルで、入浴介助では、タオルをハチマキにして頭に巻き、仕事は丁寧で確実、患者さんには優しい。そんな、とっても頼りになるエイドさんでした。
最終日は、病棟スタッフに惜しまれながら、涙涙のお別れでした。

朝礼で、看護部長から感謝状と花束の贈呈がありました

病棟スタッフと最後の写真撮影。

コロナ禍…残念ながら
送別会はできないため、スタッフ手作りのヤチムチでミニお別れ会
これからは、少しゆっくりしてから、畑仕事をするようです。
長いあいだ、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
気軽に「いいね」押して下さい!
とてもパワフルで、入浴介助では、タオルをハチマキにして頭に巻き、仕事は丁寧で確実、患者さんには優しい。そんな、とっても頼りになるエイドさんでした。
最終日は、病棟スタッフに惜しまれながら、涙涙のお別れでした。

朝礼で、看護部長から感謝状と花束の贈呈がありました

病棟スタッフと最後の写真撮影。

コロナ禍…残念ながら
送別会はできないため、スタッフ手作りのヤチムチでミニお別れ会
これからは、少しゆっくりしてから、畑仕事をするようです。
長いあいだ、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
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2021年12月10日
外来看護師の業務について
当院の外来看護師の業務について紹介致します。

20以上の診療科があり、外科・内科・小児科・産婦人科以外は、島外から医師が来島しての特別診療という形で外来診察を行っています。

看護師の業務内容は多岐にわたり、診察前の問診・診察や処置の補助・採血や点滴・内視鏡などの検査前の準備や補助・検査後の経過観察・入院患者さんの準備・救急患者さんの対応・・・etc。
特に週末は来島する医師の兼ね合いで特診が重なる事が多く、診察室が足りなくなる程で外来患者数も1.5倍に増えます。
外来スタッフが救急外来の対応も兼ねているので、重症患者さんが救急搬送された場合は非常に多忙となります。
島内に病院は当院しかなく、救急患者を断るという概念がそもそも存在しません。

島内で新型コロナウイルスのクラスターが発生した時は、感染対策にも配慮しなければならず、本当に大変な時期でした。

他の島内医療機関と比べて待ち時間が長くなる事も多いかと思いますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
離島であるがゆえに医療を継続して提供するには様々な困難を伴いますが、一つでも多くの事を島内で出来るよう、日々努力しています。
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20以上の診療科があり、外科・内科・小児科・産婦人科以外は、島外から医師が来島しての特別診療という形で外来診察を行っています。
看護師の業務内容は多岐にわたり、診察前の問診・診察や処置の補助・採血や点滴・内視鏡などの検査前の準備や補助・検査後の経過観察・入院患者さんの準備・救急患者さんの対応・・・etc。
特に週末は来島する医師の兼ね合いで特診が重なる事が多く、診察室が足りなくなる程で外来患者数も1.5倍に増えます。
外来スタッフが救急外来の対応も兼ねているので、重症患者さんが救急搬送された場合は非常に多忙となります。
島内に病院は当院しかなく、救急患者を断るという概念がそもそも存在しません。
島内で新型コロナウイルスのクラスターが発生した時は、感染対策にも配慮しなければならず、本当に大変な時期でした。
他の島内医療機関と比べて待ち時間が長くなる事も多いかと思いますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
離島であるがゆえに医療を継続して提供するには様々な困難を伴いますが、一つでも多くの事を島内で出来るよう、日々努力しています。
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2021年10月31日
伝達講習 人権擁護
10月27日、教育委員会主催 看護部を対象とした「人権擁護」の伝達講習がありました。講師は池下副主任。
副主任は、神戸出身、関西弁コテコテ(笑)。

当院は離島のため、なかなか内地の研修にいく機会が限られていますが、参加した職員が、このように、他の職員へ向けて伝達講習を行うことで、スキルアップを目指しています。

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副主任は、神戸出身、関西弁コテコテ(笑)。

当院は離島のため、なかなか内地の研修にいく機会が限られていますが、参加した職員が、このように、他の職員へ向けて伝達講習を行うことで、スキルアップを目指しています。

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2021年10月15日
沖永良部で偶然出会いました
沖永良部徳洲会病院には色々な応援看護師が来てくれています。今回紹介させてもらうのは、神奈川県で働いていた同期の2人が打ち合わせもなくここで出会ってしまった。という珍しいケースです。
先に来た竹原さんは7月から、結の島ナースで来られました。沖永良部島のことは結の島ナースに応募するまで知らなかったそうです。
色々調べているうちに自然豊かで、ケイビング、ダイビング四季折々でいろんなことが出来そうに思って、一番魅力を感じたそうです。
病院も新しかったのも魅力の一つだそうです。
8月から来た勝田さんはナースパワーからの応援です。離島医療に興味があり勉強したかった事と、海が好きでダイビング、シュノーケリングがしたくてここを選んだそうです。

このようなケースは初めてで、吉田看護部長も喜んで朝礼でお話してました。
応援ナースは次々と代わっていきます。がその時偶然この時期に来て、出身の違う年齢の違う看護師が集まり、仲良くなって一生の友達ができる。もちろん常勤も同じです。今まで来てくれた応援ナースもいつかどこかで偶然に会えたらいいなあ。と思います。

2人も沖永良部を満喫して、離島医療を勉強して楽しんでくださいね。
気軽に「いいね!」押して下さい。

先に来た竹原さんは7月から、結の島ナースで来られました。沖永良部島のことは結の島ナースに応募するまで知らなかったそうです。
色々調べているうちに自然豊かで、ケイビング、ダイビング四季折々でいろんなことが出来そうに思って、一番魅力を感じたそうです。
病院も新しかったのも魅力の一つだそうです。

8月から来た勝田さんはナースパワーからの応援です。離島医療に興味があり勉強したかった事と、海が好きでダイビング、シュノーケリングがしたくてここを選んだそうです。

このようなケースは初めてで、吉田看護部長も喜んで朝礼でお話してました。
応援ナースは次々と代わっていきます。がその時偶然この時期に来て、出身の違う年齢の違う看護師が集まり、仲良くなって一生の友達ができる。もちろん常勤も同じです。今まで来てくれた応援ナースもいつかどこかで偶然に会えたらいいなあ。と思います。

2人も沖永良部を満喫して、離島医療を勉強して楽しんでくださいね。
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2021年09月23日
訪問看護体験2
訪問池下です。訪問看護体験第2弾です。今回紹介するのは結の島応援ナースです。沖永良部を気に入って頂き、延長延長していただき助けてもらっています。結の島ナースは病棟勤務なんですが、訪問看護に興味があるということで今回希望されました。知っている患者さんのほうが病院と在宅との違いが良くわかるかなー?とこの患者さんにお願いしました。
この患者さんは、気管カニューレより自己吸引を行っている患者さんです。在宅酸素を使用し一人ぐらしです。配食サービス、週2回の訪問看護とヘルパー、訪問リハ・デイサービスにて毎日誰かが見守りできるように当院ケアマネジャーがセッティングしてからの退院。一人暮らしを開始しました。今でも一人で元気に暮らしています。(テレビ好きで自由にテレビが見たいそうです)
結の島ナースと入院当時の応援ナースの懐かしい話で盛り上がりました。

次に紹介する患者さんは、息子さんと2人暮らし。右上に見えるカメラは見守りカメラ。90歳台の母親と2人暮らしですが、この患者さん。ベットから落ちそうになるぐらい元気。心配な息子さんは自分の部屋でも、釣りに行っても、買い物しても母親を見守れるスマホを持ち歩いてます。「釣りに行ってた時に落ちそうになっててあわてて帰った。」と明るく話をされる。私達よりスマホが使える息子さん。勉強になります。庭もすごくきれいに手入れされているので、いつも癒されます。(バナナの木が庭にあるのは普通です)
今回紹介させて頂いた患者さんも、応援に来てくれているナースにすごく励まされています。島のジャージャー、バーバを大切にしてくれてありがとうございます。訪問看護体験お待ちしております。
気軽に「いいね!」押して下さい。

この患者さんは、気管カニューレより自己吸引を行っている患者さんです。在宅酸素を使用し一人ぐらしです。配食サービス、週2回の訪問看護とヘルパー、訪問リハ・デイサービスにて毎日誰かが見守りできるように当院ケアマネジャーがセッティングしてからの退院。一人暮らしを開始しました。今でも一人で元気に暮らしています。(テレビ好きで自由にテレビが見たいそうです)
結の島ナースと入院当時の応援ナースの懐かしい話で盛り上がりました。

次に紹介する患者さんは、息子さんと2人暮らし。右上に見えるカメラは見守りカメラ。90歳台の母親と2人暮らしですが、この患者さん。ベットから落ちそうになるぐらい元気。心配な息子さんは自分の部屋でも、釣りに行っても、買い物しても母親を見守れるスマホを持ち歩いてます。「釣りに行ってた時に落ちそうになっててあわてて帰った。」と明るく話をされる。私達よりスマホが使える息子さん。勉強になります。庭もすごくきれいに手入れされているので、いつも癒されます。(バナナの木が庭にあるのは普通です)

今回紹介させて頂いた患者さんも、応援に来てくれているナースにすごく励まされています。島のジャージャー、バーバを大切にしてくれてありがとうございます。訪問看護体験お待ちしております。
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2021年09月23日
ワンジョジョビーチクリーン隊
うがみやぶらー。
知名町の海でで第一土曜日の朝6時半からビーチクリーンを行っているのは、インスタなどでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、、沖永良部島には知名、和泊と町が2つあります。徳洲会は知名町にあります。私達和泊町はビーチクリーンで知名町に行った後、和泊町にいったん帰ってからの出勤となります。そのため和泊グループは一度も参加したことがありません。では和泊でやろうではないか?と以前から言ってましたが、納副主任「明日ビーチクリーンやる?」の一言で池下。動きます。(休みがこの日しかあわなかったので)近くにいた初期研修医、小学生の子供達、放射線技師、病棟和泊ナース、海好きな応援放射線技師などなど家族ぐるみで集まりました。(密を避けるため人数制限で。)

ワンジョビーチは皆さまが綺麗にしてくれているので、普段行かないところを掃除します。
結構ゴミがありました。子供達が頑張ると自然に大人も頑張りますね。


すぐに手持ちのごみ袋がいっぱいになったので、みんなで持てるだけのものをもってー。

子供達も両手いっぱい。間違えた。子供とゴミで両手いっぱい。

こんなにいっぱい回収しました。

ワンジョビーチには漂流物ゴミ箱がありました。今無いのに気づきましたか?役場に聞いたところBBQなどの一般ごみが多く見られたので、撤去されたそうです。残念なお知らせでした。でも和泊町土木課の皆さんが回収してくれました。ありがとうございました。次回に乞うご期待を。
気軽に「いいね!」押して下さい。
知名町の海でで第一土曜日の朝6時半からビーチクリーンを行っているのは、インスタなどでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、、沖永良部島には知名、和泊と町が2つあります。徳洲会は知名町にあります。私達和泊町はビーチクリーンで知名町に行った後、和泊町にいったん帰ってからの出勤となります。そのため和泊グループは一度も参加したことがありません。では和泊でやろうではないか?と以前から言ってましたが、納副主任「明日ビーチクリーンやる?」の一言で池下。動きます。(休みがこの日しかあわなかったので)近くにいた初期研修医、小学生の子供達、放射線技師、病棟和泊ナース、海好きな応援放射線技師などなど家族ぐるみで集まりました。(密を避けるため人数制限で。)

ワンジョビーチは皆さまが綺麗にしてくれているので、普段行かないところを掃除します。

結構ゴミがありました。子供達が頑張ると自然に大人も頑張りますね。


すぐに手持ちのごみ袋がいっぱいになったので、みんなで持てるだけのものをもってー。

子供達も両手いっぱい。間違えた。子供とゴミで両手いっぱい。

こんなにいっぱい回収しました。

ワンジョビーチには漂流物ゴミ箱がありました。今無いのに気づきましたか?役場に聞いたところBBQなどの一般ごみが多く見られたので、撤去されたそうです。残念なお知らせでした。でも和泊町土木課の皆さんが回収してくれました。ありがとうございました。次回に乞うご期待を。
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2021年09月16日
沖永良部高校「ふれあい看護体験」

うがみやぶらー。沖永良部徳洲会に沖永良部高校の1,3年生が看護師体験に来てくれました。
このコロナの中、毎年開催されていた看護体験もぎりぎりまで検討されました。沖永良部徳洲会は院内に入る人にコロナの検査を行っているため、同じように学生にも検査を行ってもらった後に陰性を確認してからの看護体験でした。

「患者さん体験」「コロナの勉強」「手洗い体験」「防護服体験」「患者さんとの交流」などなど・・・
もっともっと体験してほしいことはたくさんありましたが。こちらも「いつか島に帰ってきてほしい」という願いが強くて。看護師も職員も必死?に楽しんでもらおうと頑張っている印象でした。

そのおかげで、最後に書いてくれた感想なんですが・・みんな2ページ以上まじめに書いてくれて
(私だったらめちゃ適当にかいてたはずー)ちょっと感動して涙出ちゃいました。こんな子供達が未来の医療従事者となり、私達を支えてくれると思うと安心できました。

「この時期に非常識な。」という声もあるかもしれませんが、沖永良部島は奄美で唯一コロナがいない島です。子供達はこの体験を通じて、看護師の道に進む決心がついた子もいました。現実的に考えられる機会を提供できて、本当に良かったと思います。
夢を現実にして大きく羽ばたいてほしいです。そしていつでも帰る場所(沖永良部徳洲会)があるのを忘れずに頑張ってほしいです。
こちらもいっぱい若さと元気をもらいました。ありがとうございました。来年も「ふれあい看護体験」ができますよう願っています。
気軽に「いいね!」押して下さい。
2021年08月31日
訪問看護体験
訪問看護池下です。4月に長い病棟生活を卒業し、訪問看護でお世話になっています。
応援ナースからの要望で、「訪問看護を体験したい」とのことで広報委員会で企画しました。
訪問看護に来てからたくさんの奇跡を目のあたりにして、ぜひぜひ病棟看護師にも体験していただきたく、訪問の患者さんにご協力をいただきました。島の患者さんも家族さんもすごく優しくて親切で、また感動する次第です。
病棟ではねたきりだった患者さんが、在宅では歩けるようになりました。
家族の介護に勉強させてもらう場面が多々あります。海の近くの家で眺めが最高です。

そして、患者さんの家に向かうまでの運転。きれいな海を見ながら自分は徳洲会で一番幸せな時間をいただいてるのではないかと、いつも思います。

畑を耕す98歳の患者さん。家族の人が心配していますが、歩くの早いし元気です。
自慢の庭を案内してくれました。でも「産まれたひ孫に会いたい」と寂しそうです。

訪問看護は勉強させてもらい、在宅ならではの奇跡も多く、日々感動の毎日です。
訪問看護スタッフ一同、患者さんや家族さんが少しでも笑顔になれるよう精進していきます。
ご協力いただきありがとうございました。
皆さんぜひ沖永良部島の人の優しさに触れにきてください。心の洗濯できますよ~。
気軽に「いいね!」押して下さい。
応援ナースからの要望で、「訪問看護を体験したい」とのことで広報委員会で企画しました。
訪問看護に来てからたくさんの奇跡を目のあたりにして、ぜひぜひ病棟看護師にも体験していただきたく、訪問の患者さんにご協力をいただきました。島の患者さんも家族さんもすごく優しくて親切で、また感動する次第です。
病棟ではねたきりだった患者さんが、在宅では歩けるようになりました。
家族の介護に勉強させてもらう場面が多々あります。海の近くの家で眺めが最高です。

そして、患者さんの家に向かうまでの運転。きれいな海を見ながら自分は徳洲会で一番幸せな時間をいただいてるのではないかと、いつも思います。

畑を耕す98歳の患者さん。家族の人が心配していますが、歩くの早いし元気です。
自慢の庭を案内してくれました。でも「産まれたひ孫に会いたい」と寂しそうです。

訪問看護は勉強させてもらい、在宅ならではの奇跡も多く、日々感動の毎日です。
訪問看護スタッフ一同、患者さんや家族さんが少しでも笑顔になれるよう精進していきます。
ご協力いただきありがとうございました。
皆さんぜひ沖永良部島の人の優しさに触れにきてください。心の洗濯できますよ~。
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2021年07月06日
結の島ナースオンライン相談会

結の島ナースの派遣先すべての病院で
7月26日(月)〜8月6日(金)、オンライン相談会を開催いたします。
『期間はどれぐらいから行けますか?』
『行ってみたいけど、実際の生活が不安』
『離島ってどんなところ?』
『病院が色々あるけど、どんなところが違うの?』
『住むところはどうなりますか?』
など、色々な疑問質問にお答えします。
離島・僻地医療へ踏み出してみたい、参加を迷われている
看護師のみなさん、 実際に現地で勤務されている看護師さんと、
一度お話しされてみませんか?
是非ご参加ください。
▼受付対象病院
・名瀬徳洲会病院
・喜界徳洲会病院
・瀬戸内徳洲会病院
・沖永良部徳洲会病院
・笠利病院
・与論徳洲会病院
・徳之島徳洲会病院
・屋久島徳洲会病院
▼相談会の詳細はこちら
開催日:7月26日(月)〜7月30日(金)、8月2日(月)~8月6日(金)
時間 :10:00~16:00迄 ※40分ほど目安にお時間調整させて
いただきます。
会場 :オンラインにて(ZOOM使用)
参加方法:必ず事前の申し込みが必要となります。
応募締め切り:8月1日(日)まで
▼お問い合わせフォーム
https://www.yui-nurse.com/contact/
※お問い合わせフォーム「その他」をお選びいただき、
必要事項をご記入の上ご応募ください。
※オンライン相談を希望される病院名と、ご希望の日にちを
必ず第3希望までご記入ください。
10時~16時までの間でお時間調整させていただきます。
※ご質問等ございまいしたら、事前にご連絡いただけると幸いです。
たくさんのご応募お待ちしております。
詳しくはブログをチェックして下さい↓↓↓
https://www.yui-nurse.com/blog/2021/07/02/3021/
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タグ :応援ナース
2021年06月17日
離島実習講義
大阪医科薬科大学看護学部実習、昨年に続き今年も学生達を受け入れることはできませんでしたが、Zoomを使っての講義をすることが出来ました。

学生7名と教員3名が参加してくれました。

講師は徳野美幸副主任。
「沖永良部島の文化を踏まえて医療の現状と課題」
「沖永良部島における看護職者の役割と関係機関との連携」
熱心に聴き入る学生から島外搬送や予防への取り組み、在宅復帰に関して等等、沢山の質問もありました。双方にとってとても有意義な時間になったと思います。
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学生7名と教員3名が参加してくれました。

講師は徳野美幸副主任。
「沖永良部島の文化を踏まえて医療の現状と課題」
「沖永良部島における看護職者の役割と関係機関との連携」
熱心に聴き入る学生から島外搬送や予防への取り組み、在宅復帰に関して等等、沢山の質問もありました。双方にとってとても有意義な時間になったと思います。
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2021年02月25日
看護師特定行為研修について
当院の金城師長が南部徳洲会病院で行われている「ろう孔管理関連の特定行為研修」を2020年10月に無事修了されました。
特定看護師とは、相対的な医行為を明確に区別し、看護師が実施できるものを「特定行為」として位置付け、この行為を実践するための必要な高度知識と技術を研修指定機関で学び修了認定を受けた看護師の事を言います。
当院は一般病床60床、医療・療養病床72床の病院で、嚥下機能低下により胃ろうカテーテルを留置されている患者様が多く入院されており、交換せずに長期間留置していると詰まったり破損したりする恐れがあるため、当院では毎月交換しています。

以前は医師により交換を実施していましたが、離島であるがゆえに医師の人数が少なく、予定通り行うことが難しい状況でした。現在は月に25件ほどの交換を全て金城師長が行っております。
当院は離島ではありますが、徳洲会グループ内での研修が可能であるため、様々なスキルアップを行うことが可能となっています。
以下、金城師長からのコメントです。
2019年度看護師特定行為研修「在宅・慢性期領域パッケージ」(南部徳洲会病院)において、2019年10月から2020年9月の1年間、4区分5行為(気管カニューレの交換・胃瘻カテーテルまたは胃瘻ボタンの交換・膀胱瘻カテーテルの交換・褥瘡または慢性創傷における血流のない壊死組織の除去・脱水症状に対する輸液による補正)の研修を終了しました。
共通科目250時間および区分別科目(パッケージ)61時間のE-ラーニングと科目別試験を受講し、集合演習と実習を行いました。
通常の業務を行いつつ学習の時間を確保することには苦労しましたが、フィジカルアセスメントや推論に医師の視点も加えられ、とても楽しく学ぶことができました。
実習においては各行為5症例以上の報告を求められ、手順書を作成し対象となる患者を探して同意を得ることから始め、医局の先生方から指導、助言、監督いただき、医師ではない看護師が行う医行為に、自身も緊張しながらの実習となりました。
実施前後の患者状態の評価を十分行い、2020年10月から手順書を用いて、主に胃瘻・膀胱瘻カテーテルの交換、気管カニューレの交換について実践しています。
侵襲の大きくなる壊死組織の除去や、脱水症状に対する輸液についても、今後医師の指導、協力をいただきながら経験を積み、実践する力を身につけていきたいと思います。
看護師が特定行為を行うメリットは、医療ソースの少ない離島僻地において大きいと考えています。
地域包括ケアが推し進められる今、病院施設内だけでなく在宅療養、施設療養の環境においても、手順書を用いることで「患者の状態を観察、評価して医師へ報告し、医師の指示を待って実施する」手間を省け、医師の同行なく、よりタイムリーに医療行為が行える看護師の特定行為実践がさらに生きてくると考えています。
病院内だけでなく、地域に生活、療養の場を広げる手伝いができるよう、今後も怠ることなく自己の研鑽に励みたいと思います。

沖永良部徳洲会病院 看護師長 金城直哉
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特定看護師とは、相対的な医行為を明確に区別し、看護師が実施できるものを「特定行為」として位置付け、この行為を実践するための必要な高度知識と技術を研修指定機関で学び修了認定を受けた看護師の事を言います。
当院は一般病床60床、医療・療養病床72床の病院で、嚥下機能低下により胃ろうカテーテルを留置されている患者様が多く入院されており、交換せずに長期間留置していると詰まったり破損したりする恐れがあるため、当院では毎月交換しています。

以前は医師により交換を実施していましたが、離島であるがゆえに医師の人数が少なく、予定通り行うことが難しい状況でした。現在は月に25件ほどの交換を全て金城師長が行っております。
当院は離島ではありますが、徳洲会グループ内での研修が可能であるため、様々なスキルアップを行うことが可能となっています。
以下、金城師長からのコメントです。
2019年度看護師特定行為研修「在宅・慢性期領域パッケージ」(南部徳洲会病院)において、2019年10月から2020年9月の1年間、4区分5行為(気管カニューレの交換・胃瘻カテーテルまたは胃瘻ボタンの交換・膀胱瘻カテーテルの交換・褥瘡または慢性創傷における血流のない壊死組織の除去・脱水症状に対する輸液による補正)の研修を終了しました。
共通科目250時間および区分別科目(パッケージ)61時間のE-ラーニングと科目別試験を受講し、集合演習と実習を行いました。
通常の業務を行いつつ学習の時間を確保することには苦労しましたが、フィジカルアセスメントや推論に医師の視点も加えられ、とても楽しく学ぶことができました。
実習においては各行為5症例以上の報告を求められ、手順書を作成し対象となる患者を探して同意を得ることから始め、医局の先生方から指導、助言、監督いただき、医師ではない看護師が行う医行為に、自身も緊張しながらの実習となりました。
実施前後の患者状態の評価を十分行い、2020年10月から手順書を用いて、主に胃瘻・膀胱瘻カテーテルの交換、気管カニューレの交換について実践しています。
侵襲の大きくなる壊死組織の除去や、脱水症状に対する輸液についても、今後医師の指導、協力をいただきながら経験を積み、実践する力を身につけていきたいと思います。
看護師が特定行為を行うメリットは、医療ソースの少ない離島僻地において大きいと考えています。
地域包括ケアが推し進められる今、病院施設内だけでなく在宅療養、施設療養の環境においても、手順書を用いることで「患者の状態を観察、評価して医師へ報告し、医師の指示を待って実施する」手間を省け、医師の同行なく、よりタイムリーに医療行為が行える看護師の特定行為実践がさらに生きてくると考えています。
病院内だけでなく、地域に生活、療養の場を広げる手伝いができるよう、今後も怠ることなく自己の研鑽に励みたいと思います。

沖永良部徳洲会病院 看護師長 金城直哉
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