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2022年06月03日

祥(さち)先生おめでとうございます。

昨年4月に沖永良部徳洲会病院の常勤医になってくれた祥先生ですが。
皆さん気づかれた方もいらっしゃると思いますが。
祝。岡田先生改め川添祥先生となりました。
川添という苗字は皆さんもお分かりでしょうが。。。
エラブの人と結婚してくれました。ありがたい。
そして新婚初めての誕生日。
病院でもお祝いさせていただきました。

旦那様からは素敵なプレゼントをいっぱい頂いたみたいで、
すごくうれしそうでした。ごちそうさまです。
病院ではクルクルとよく動き、患者様のために一生懸命働いてくれています。
そんな祥先生の趣味は?と聞きました。
「コナン見ながら、ゲームすること。」らしいです。
テニスサークルもされてます。
海も好きで何度かお誘いしましたが・・雨?もしくは当直と・・。なかなか海にいけません。
梅雨が明けたら海に行きましょうね。
そしてこれからも島民の患者様をよろしくお願いします。

当院は、医師の働き方改革に力を入れております。
  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 20:06医療医局・研修医

2022年06月03日

ミニ勉強会「NHF」(ネーザルハイフロー)開催

沖永良部は、スコールのような梅雨空が続いています。
6月第一弾目の投稿です。
6月1日に、新人職員を対象にしたミニ勉強会を開催しました。内容は「NHF」(ネーザルハイフロー)について。
まず座学で呼吸リハに長けている、理学療法士:尾熊さんより説明。その後、臨床工学技士:千葉さんより実際に機器の取り扱いについて説明がありました。
新人職員も4月に入職し、早3ヶ月目。病棟では、新人ナースが少しずつ管理が難しい患者さんを受け持つようになってきています。他部署の新人も一緒に勉強することで、視野を広げることもできます。
ガンバレ!みんな! 先輩スタッフは応援しています。

尾熊さんに「新人向けに勉強会して」とお願いしたのが2日前。快く受けてくれました。部署の垣根がなく、お願いしやすいのも当院のいいところです。

千葉さんは、職場体験学習等でも色々考えてくれました。医療機器で困ったことがあると、直ぐに駆けつけてくれます。

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:24看護部リハビリテーション部

2022年05月16日

第69回OK‐Learning「血液ガス」


今回は奈良県立医科大学から来られている、古川Drによる「血液ガス」の勉強会です。
応援に聖マリアンナ医科大学の加藤Drも来てくれました。

この画面の前に先生達の自己紹介が入ります。
古川先生は飼い猫画面が多く、ツッコミ入ってました。(可愛かったです)
勉強会の内容も楽しみなんですが、自己紹介も各Drの個性が出ていて楽しみの1つでもあります。
大学生時代の写真、地元の写真、たまに「ホントにこれいいの?」という写真も見れます。
短い研修期間の中で、先生方と交流できないコロナ禍。
貴重な情報交換となり、OKがコミュニケーションの場になっています。

今回は呼吸器も関連していることから、リハビリの先生方の参加も見られました。
当院職員であれば、誰でも参加できる勉強会です。
もちろんこれ以外の質問にも優しく教えてくれます。
当院は職員のスキルアップをサポートしております。



  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 21:31医療医局・研修医看護部

2022年05月16日

中学生職場体験学習

奄美地方は梅雨入りし、ジメジメした日が続いていますが、梅雨が明ければエラブの最高の季節「夏」と自然の脅威「台風」の時期になります。
前置きが長くなりましたが…5月11日〜3日間にわたり、島内の知名中学校3年生4人が、職場体験学習に来てくれました。看護体験では無く、職場体験なので、院内の様々な部署を3日間かけて体験しました。内容が盛りだくさんなので、早速、ご紹介していきます!

初日の朝礼で自己紹介。緊張している感じです。

臨床工学技士より、様々な医療機器の説明と、実際に人工呼吸器を装着して体験しました。

臨床検査技師より、腹部エコーの体験。当院職員の協力により、実際にお腹の中にいる赤ちゃんの映像をエコーをあてながら見られました。

放射線技師より、放射線科の説明。ドラマ「ラジエーションハウス」の影響?で以前より身近な存在になっているようです。

託児所体験。私達、働くママさん看護師にとっては欠かせない場所です。徳洲会には託児所があるので、小さなお子さんがいても安心して働くことができます。


眼科・耳鼻科体験。田畑医師より、お話もして頂きました。

通所リハビリテーション。利用者さん達とレクリエーションをしました。


助産師による新生児の沐浴見学。このあと、分娩室を見学し、産婦人科医より、お話をして頂きました。


手術室見学。手術用の手洗い→滅菌手袋装着→本物の機械を使って腹腔鏡手術の模擬体験。「大門未知子の世界だ〜」と大興奮でした。


薬剤師から調剤の説明後、ジュースや塩、マーブルチョコを使って水薬・粉薬・錠剤の分包をしました。

リハビリテーション科。リハビリの中でもOT.ST.PTと各分野のスベシャリストが存在します。器具を使って体験もしました。

救急外来で防護服を着て心臓マッサージ体験。防護服を着ての救命処置は、結構暑いです。

臨床検査技師と一緒に、自分の血液を使用して、血液型を調べました。4種類全てが見られたら良かったのですが、全員同じ血液型というオチが(笑)

4階の回診に同行しました。様々な職種のスタッフが集まって患者さん、一人一人について情報交換をします。

内科の川添医師から、「医者になろうと思ったわけ」のお話&新婚さんなので、ノロケ話も(笑)

最後にみんなで記念撮影。3日間おつかれさまでした。将来はぜひ、島に戻ってきて島の医療を支えてくれることを期待しています!



おまけ。ランチタイム。「給食より、お腹いっぱい!」と喜んでくれました。よかったよかった(•‿•)
長くなりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。気軽に「イイね」してください!  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 21:24医療

2022年05月07日

2022農業体験・ジャガイモ収穫

今年も当院では農業体験としてジャガイモ収穫を行いました。



天候の関係で予定通りに出来ませんでしたが、それでも計2回、合計5名の参加。

2回とも素晴らしい天候のもと、穏やかな太陽の光と爽やかな風を感じながらのジャガイモ収穫。





病院で勤務していると土に触れる機会がほとんどないため、良いリフレッシュとなります。

沖永良部は農業を主とした第一次産業が盛んな島。

春は特に農繁期のため、外来・入院患者さんが減少するほど。

逆に雨の日は農作業が出来ないため、腰痛を訴えてシップなどをもらいに来る外来患者さんが多くいらっしゃいます。

当院は島外出身の職員が多く働いており、沖永良部島に来るのも始めての方ばかり。

この島をよく知ってもらう事で、仕事にも良い影響が出ています。

参加してくれた方にはジャガイモをプレゼント。



各自持ち帰って新春の大地の恵みを頂きました。



来年もジャガイモ収穫を続けていきたいと思います。

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 12:39院外活動

2022年05月05日

OKラーニング 「ACLS」

去る4月13日に、第67回OK-Learningが中部徳洲会病院の上山聡仁医師により開催されました。
今月からは新人ナースも参加。座学を中心に行われました。新人ナースも4月で基本的なケア・技術研修は終了。
5月からは先輩ナースと一緒に本格的な病棟勤務が開始です。ガンバレ新人ナース達



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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 08:43医療

2022年05月04日

聖マリアンナ医科大学 加藤先生研修終了

今年度も当院では全国各地の臨床研修指定病院より地域医療研修として初期研修医を受け入れています。

今回は、聖マリアンナ医科大学のトップバッター加藤善之先生です。加藤先生は完全にアウトドア派でキャンプや釣りといった趣味をお持ちであり、キャンプ道具や釣り道具一式を島に送ってまで楽しむアクティブドクターでした。多分、今年度また来てくれると思っています。



以下、加藤先生の感想となります。

聖マリアンナ医科大学病院研修医の加藤善之です。

沖永良部徳洲会病院での1ヶ月は、1年と少ししか経たない医師人生ですが、最も印象的で素晴らしい生活でした。
守られてきた環境の大学病院での研修とは異なり、来院された患者さんを帰していいのか否か、また使用する抗菌薬や、輸液の選択等に関しても、こちらに来るまでは1人で何かを判断して手を動かす、という機会はありませんでした。
しかし当院では、全てのことを自主的に考え、分からなければ自ら調べ行動する。どうしても分からない時は最終的に上の先生方が指導して下さる、ということの繰り返しで常に主体的に業務に携わることができました。実際に担当医になり、やってみて初めて理解が深まったり、興味がないと思い込んでいたことを楽しいと思えたり、ありとあらゆることに対して毎日新鮮な気持ちで向き合うことができました。

また、業務以外でも同期達や他の医療スタッフの方々と交流したり、島の自然に触れる機会にも多く恵まれ、本当に一生忘れられない濃密な1ヶ月間を過ごしました。マリアンナに帰った今でも、毎日島が恋しいです。再度、訪問できるよう現在画策しておりますが、来る際には足手まといにならないよう、しっかりとした知識、手技を身につけて戻って来たいです。



長くなりましたが、最後にこの1ヶ月、毎日一緒にいてくれた同期、後期ローテーの先生、医局の先生方や、秘書さんを始めとする多くの医療スタッフの方々の支えがなければ乗り切ることができなかったと思います。最高の仲間がいたからこそこの地域研修を迎えられました。この場を借りて御礼申し上げます。

研修医 聖マリアンナ医科大学病院 加藤善之

  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 23:09医局・研修医

2022年04月22日

訪問診療も行っています。

沖永良部徳洲会病院は、訪問診療のDrが常勤3人と決まっています。が、常勤のDrがいけない日は、グループ内のDrも研修医の先生と一緒に在宅医療を助けていただいています。
Dr達は島の医療のために一生懸命で、観光もあまりできないため観光地の近くの患者様のところに行くときは診療が終わってから、案内しています。

常勤の藤崎Drと4月から来てくれている加藤Dr。(うじじ浜)

中部徳洲会病院から応援に来てくれている徳川Dr。と加藤Dr。(国頭しおほしの里)

福岡徳洲会病院から応援に来てくれている小宮Dr。
と4月から来てくれている古川Dr。(田皆岬)

患者様の近くの海で、大満足の古川Dr。

常勤の川添Drと4月から来てくれている上山Dr。ゆりが満開です。(笠石公園)

1日中病院で頑張ってくれているDrにとって、訪問診療はちょっとした気分転換になり、そしてDr達に「また訪問診療に行きたい!」
と言ってもらえるために努力しております。
「晴れの日は訪問日和」が合言葉です。
いつも島のために一生懸命医療を提供してくれることに感謝しています。
これからも、在宅の患者様共々よろしくお願いいたします。
※訪問診療、訪問看護は院内フェーズマニュアルに沿って感染対策を十分に行っております。





  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 12:26医療医局・研修医

2022年04月15日

守護神との別れ

先日、4階東病棟のM主任が退職されました‼︎
が、しかし…
最後の出勤日、なぜ今日に限って⁈と泣けるくらい荒れまくりな病棟…主任は勤務を変更して残ってくれました。ある意味、思い出深い1日になったことでしょう。化粧はハゲまくり、汗だくでしたが、写真だけはちゃんと撮りました‼︎慌ただしさを微塵も感じさせない皆んなの笑顔が最高でしょう!感傷に浸る間も無く「はい、仕事仕事〜。」て主任の喝に爆笑で締める事ができました。


M主任は患者さんのためだけではなく、職員に対しても、愛情深く接してくれるような、主任としての厳しさだけでなく、時には母や姉のような人柄でした。そんな主任の背中を見ながら、私たちは沢山の事を学びました。
お別れは寂しいですが、お互いの健闘を祈りながら、私たちは前に進まなくてはなりません。これからも当病棟を宜しくお願い致します。

  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 09:07

2022年04月14日

自慢の職員。第2弾。お疲れさまでした。

4月12日、4階西病棟の自慢の職員が定年退職されました。なんと勤続40年だそうです。
スタッフにも、患者さんにも優しい先輩ナースでした。長期入院の患者さんや家族のことも良く知っていて、スタッフが相談すると的確なアドバイスをしてくれました。
今後は、お孫さんのお世話が待っているようです。「すこし、ゆっくりしたら、また働こうかな~?」なんて言っていたので、いつでもお待ちしています(笑)
長い間、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました!

看護部長。部長とは、1歳違いとのことでした。

病棟の仲間達。涙涙のお別れです。またしても、送別会はできず…
安田さん、手作りのシフォンケーキがあったのですが、美味しすぎて写真とるの忘れた〜

ブログ内容には、全く関係ないのですが…島は野生のグラジオラスが満開です。私は島に来るまで、グラジオラスの野生があるなんて知りませんでした〜

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 21:05

2022年04月11日

中部徳洲会病院 村上優太先生 研修終了

久々の地域研修終了の記事です。
今回は初期研修医ではなく、中部徳洲会病院の外科プログラムで動いている、後期研修医の村上先生です。後期研修医は初期研修を終え、医師免許取得後3~5年になります。村上先生が当院で研修をするのは実は2回目で、初期研修医の頃に2か月間(2020年10・11月)研修をされておりました。
当時の記事はこちらicon194 https://okinoerabu.amamin.jp/e782788.html

村上先生のように、初期研修医のころに当院で研修をされた先生が、しっかり臨床経験を積んだのちに応援に来てくださる先生方もいらっしゃいます。 今後もまた来たいと思われるような沖永良部島、沖永良部徳洲会病院を目指したいと思います。

それでは、以下村上先生の研修の感想です。


中部徳洲会病院専攻医の村上優太です。
1年ぶり2度目の沖永良部研修も充実した3ヶ月でした。
スタッフの皆様ありがとうございました。

1年前よりも訪問診療を担当することが多く、同じお宅に何度も訪問させて頂きました。長い入院生活から念願の自宅生活に戻ってこられた方、二人三脚で自宅療養を楽しんでいる夫婦や兄弟、不安を抱えながらも自宅で逝きたいという本人の思いを叶えてあげようと奮闘する家族…。自分は家族に良い言葉をかけてあげることができたのだろうか、帰りの車でも自問自答する日々でした。
訪問看護スタッフの細やかな気配りやフットワークの軽さには本当に頭が下がります。ありがとうございました。

離島ならではの重症患者のヘリ搬送の手配や、逆に状態が安定した患者さんがMESHで島へ帰ってくる迎えも経験しました。ドクターヘリや空飛ぶ医者がドラマなどでカッコよく取り上げられがちですが、島から送り、島で迎える医療従事者も実はもっと大切でかっこいいと思います。ぜひこっちもドラマ化してほしいです。
(自分も今回自衛隊ヘリ搬送を何度か経験しましたが毎回酔いとの戦いであり、自分は山Pにはなれないと悟りました…。)

コロナの島内クラスターも経験しましたが、島ならではの家族親戚情報網を駆使して濃厚接触者を特定して徹底的に検査を行ってあっという間に鎮火。ドライブスルー外来でのスタッフの連携や、コロナ入院患者数に合わせてコロナ病室をゾーニングしていく病棟スタッフの迅速さは本当にすごいと思いました。
病院全体でエラブをコロナからを守っていく強い意志を感じました。

県外津々浦々から来る研修医は個性的で面白い人たちばかりでした。研修医に主体性を持たせながらアドバイスをするさじ加減が難しく、指導医の先生方の苦労を少し経験した気がします。数ヶ月後には各々の専門に進んでいく先生たちのこの時期ならではの意気込みや不安を聞くことができたのは楽しかったです。数年後、また一緒に働く機会があれば嬉しいです。


長々と書きましたがもちろんアフターファイブも充実していて楽しいエラブ生活でした。内視鏡応援や外科応援でまた帰って来れるように今後も修練を積んでいきます。3ヶ月ありがとうございました。




  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 23:28医局・研修医

2022年04月07日

新人ナース奮闘中

今年度は3名の新人看護師がきてくれました。
今日は初めての採血練習。もちろん今までは実際にしたことはありません。模擬の血管を使って練習しましたが、既に緊張で汗だくの新人さん。
明日は本番!職員の血管で採血します。
ガンバレ新人ナース達!



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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 11:23看護部

2022年03月21日

えらぶ仕事図鑑2021



沖永良部高等学校の生徒が、島の職業人を紹介する「えらぶ仕事図鑑」の作成に取り組んでおり、島内で働く人にインタビューをすることで仕事のやりがいや楽しさ、職業観を育むプロジェクトか今年度から始まりました。

高校2年生92人(普通科62人、商業科30人)が各グループに分かれて、島内で働く24人を取材。

当院としても沖永良部の子供たちに医療従事者を目指して欲しいと思い、このプロジェクトに賛同・協力。

高校生のインタビューを4名の職員が受けてくれました。














キャリア教育事業「沖高みらい探求プロジェクト」の活動の一環で、島の職業を知り、島内外に発信する試みです。

完成した図鑑は、島内の小・中学校に配布したり、和泊・知名両町が行う移住相談会で活用したりするそうです。

研究助成として、「一般財団法人 三菱みらい育成財団」のサポートも頂いているようです。

3月17日(木)の午後から沖永良部高等学校の体育館で、「沖高みらい探求プロジェクト成果報告会」として、高校生自身によるポスターセッションやプレゼンテーションも行われます。

沖永良部徳洲会病院は、未来の医療従事者を応援しています。

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 10:57院外活動

2022年03月19日

訪問看護体験第3弾

こんにちは。訪問看護池下です。皆さんお元気でしょうか?沖永良部島はコロナで大変です。
大変な中、ほっこりする話を。。。コロナで大変になる直前に、訪問体験行ってまいりました。
今回紹介させていただくのは、RIKAjobから応援ナースに来ていただいている、佐賀県出身のかわいこちゃんナースです。
訪問看護に若い子が来てくれると、なんと。患者さん元気になってしまうという事が判明しました。

今回は以前にも紹介させて頂いた、気管切開を行って一人暮らしで自己喀痰吸引を行っている患者さん。

と心不全で一人暮らしをされている患者さんのお宅を訪問しました。
なんと。沖永良部島には家の敷地内に防空壕がある家が多いのです。


体験後の応援ナースの感想です。
「以前から興味深かった島での訪問看護を見学させていただきました。入院中に手技を習得し、デイサービスや訪問介護など様々なサービスを利用しながら暮らしている方。家族は他県に住んでいても自分はこの島で最期まで暮らしたいと強い意志を持った方。お二人とも訪問直後はベットで横になり少し元気がない様子でした。訪問看護師がかかわるうちに、次第に患者さんの口数や笑顔が増えていき、生き生きとされてきました。普段の何気ない会話の中で、情報を引き出し、患者さんが楽しめる会話の糸口を見つける大切さを感じました。
沖永良部島に来て1か月。島の特徴や島の方々の生活や大切にしている事を知ることができ、とても楽しい貴重な経験になりました。」

仕事も、プライベートも沖永良部島を満喫して、何かをつかんで帰ってほしいです。
そして疲れたら帰ってきてほしいですね。
患者さんに元気をくれて、ありがとうございました。

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 17:44医療看護部

2022年02月12日

新型コロナワクチン集団接種

先日から、新型コロナワクチン3回目の集団接種が始まりました。徳洲会職員だけでなく、行政・他医療機関も一体となって行います。
今回は和泊町での様子をご紹介します。
雨で足元が悪い中、約600人の町民の皆さんが接種に来てくれました。




交代で休憩します。飲み物や飴は、役場職員の方が用意してくれました。

接種を終えた、ひとりひとりに異常がないか、確認しています。

出口では、前(すすめ)町長自ら問診票等を回収していました!
気づいた町民は、ちょっとザワザワ(笑)

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 23:19医療院外活動

2022年02月02日

奈良県立医大 山崎先生 地域研修終了

奈良県立医科大学より地域研修に来ておりました山崎先生が無事2か月間の研修を終え、奈良へ戻りました。今でこそオミクロン株の流行で全国的に大変な時期ではありますが、沖永良部では全国的に下火であった年末にデルタ株患者さんたちがおりまして大変な時期でした。その間も発熱外来、当直業務棟頑張っていただきました。

以下、山崎先生の地域研修の感想になります。


奈良県立医科大学初期研修医の山﨑慎太郎です。2021年12月から年を跨いで1月までの2ヶ月間、沖永良部徳洲会病院で地域医療研修させていただきました。



 僕よりも一足先に沖永良部を満喫した同期からいただいた「ほとんど何も持っていかんでも島生活は余裕やで」という言葉を妄信し、夏旅行用の荷物で来島し凍死しかけたところから沖永良部での生活が始まりました。(年末年始に冬服持参のため帰省しました。)
 研修初日ですが、困ったら何でも相談していいから!とおっしゃっていた藤崎先生が、前日夜に本人曰く「ただの水」を飲みすぎたせいか、外来中トイレからしばらく帰らぬ人となったり、その翌日には120kgオーバー大男研修医の喜瀬くんが、同時期に来島したはずなのにいつの間にか腸炎で入院していたようで、点滴棒をカラカラ引きながらスクラブで院内を闊歩していたりなど、意味の分からないことが多すぎて、仕事どころではありませんでした。なんならこれまで大学病院で上級医の先生の決めた方針に頷いていただけの山﨑は、自分主体で動かなければならないシステム上、困る場面はかなり多かったです。
 しかし、後期研修医の安本先生や岡田先生(1月からは村上先生も)に色々手助けしていただきながら何とか乗り切り、落ち着きなく四六時中院内を彷徨い続ける謎同期の宇佐美が増え、看護師さん・薬剤師さん・MEさんなども仕事以外でも多くの接点があり、すぐに過ごしやすい環境に変わりました。普段大学病院では経験できないような手技や治療もこの短期間で沢山経験できたお陰で、自分的には大きく成長できました。離島ならではの、患者のADLや生活背景を踏まえ、どんな治療・病院側としての接し方が患者にとって良いのかを考える、というのも思考過程自体は拙いながらもとても勉強になりました。
 その後も掘っても掘っても無茶苦茶なお嬢様エピソードが際限なく飛び出してくる細田、1月スタートなのに長袖はパーカー1枚のみでやって来た自分以上に沖永良部をナメていた山下、と愉快な同期が増え、喜瀬の車メインで島内の美味しい店を堪能し尽くせたのはいい思い出です。




 また、人間でも動物でもウェルカムの玉榮院長の洒落たご自宅でクリスマスパーティーやBBQ、映画鑑賞などさせていただきました。島内の食物連鎖の頂点に立つと囁かれている院長の愛犬には惜しくも会うことはできませんでしたが…。
 ダラダラ思いつくままに書いていましたが、上級医の先生方にも同期にも恵まれた、充実した研修生活を送ることができました。関わってくださった全ての方に、感謝の意を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。





 ちなみに、沖永良部名物ケイビングの4コース全て制覇して戦利品をいただきました。



  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 19:05医局・研修医

2022年01月26日

浦添総合病院 宇佐美福人先生 研修終了

昨年12月地域研修を行っていた宇佐美先生が研修を終え、沖縄県浦添総合病院へ戻られました。浦添総合病院からは2人目の研修医です。来年度からは出身校である大阪医科薬科大学(昨年大阪医科大学と大阪薬科大学が統合されたそうです)の泌尿器科へ入局するとのことで、あと3か月沖縄で研修を頑張るそうです。

宇佐美先生からは下記タイトルで感想をいただいております。


えらぶを振り返って

浦添総合病院 研修医2年目 宇佐美福人


 明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。
2021年12月の1ヶ月間地域研修させていただきました、研修医2年目宇佐美福人です。
1か月間という短い期間ではありましたが、2年間の初期研修の中で一番楽しかったです。それはそれは楽しくて大変でした(語彙力のなさ)。


 地域医療という枠組みではありましたが、提供できる医療レベルは自病院とそこまで大きく変わらないと感じました(機器や物品の取り寄せにはタイムラグがありますが)。また、関わる方が看護師さんのみならず、薬剤師さん、看護助手さん、MEさん、PTさん、STさんなど、自病院ではあまり関わることのできなかった方々とも深いかかわりができました。
藤崎先生や玉榮院長にも気軽に相談ができる環境であり、治療方針に困ったときや何をしたらいいかわからなくなったとき、手厚いサポートがあり、方針を決定していくことができました。仕事外でも気軽に飲みに誘わせていただき、その上2次会3次会までご一緒させていただき、なんて優しい人たちなんだと感じておりました。また、後期研修の安元先生(神)にはとても相談しやすく、わからないことがあって聞いたら20倍くらいになって返ってきて、ストレートにすごい人だなと感じました(つまるところ神)。神元先生がいる期間に一緒に働くことができて、非常にありがたかったです。岡田先生は仕事云々よりはよ結婚してください、みんな待ってます(棒)。


 病棟では職場のスタッフというよりは仲良い友達と一緒に働いている感覚で、気軽に話しかけたり、薬局に行ってわからない薬の使い方聞いたりと日中業務中は病院内を歩き回って、無駄に回診していました(推しメン薬剤師と喋るためってのはここだけの話)。病棟を歩いていると看護師さんから気軽に話しかけてもらえたり、日々の細かな変化も教えてもらえたりして非常に働きやすかったです。プライベートでも非常に仲良くしてもらえて、週3-4くらいでは飲みに行っていたと思います。今後も仲良くいい関係を続けたいと思う子らばかりでした。


 同期の研修医は初日どんな奴らなんかなと思っていったら、山崎先生(奈良県立医大)はまともでしたが、もう1人の喜瀬先生(中部徳洲会病院)は鳥刺し食べて発熱、嘔吐下痢がひどく休んでいると思ったら知らないうちに入院しているしで不安なスタートでしたが、喜瀬くん(体重130㎏)が回復して以降は、一緒に遊びに行ったり、飲みに行ったりと楽しく過ごすことができました。12月中旬に細田先生(関西医科大学)が合流しました。彼女のエピソードはここで書くにはスペースが足りなすぎるので、山崎くん、喜瀬くんに期待します。
なにはともあれ、めちゃめちゃ楽しかったです。また、島に行かせてもらいたいと思っています。ありがとうございました。




  
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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:26医局・研修医

2022年01月07日

中部徳洲会病院 堀内朱音先生 研修終了

こんにちは。今年も研修医の先生方の当院での地域研修の感想を載せていきます。
新年1発目は、中部徳洲会病院の堀内先生です。この記事が掲載される頃にはめでたくご結婚され、苗字が変わっていることと思います。
沖永良部徳洲会病院からも心よりお祝い申し上げます。



以下、堀内先生の感想となります。

中部徳洲会病院2年目堀内です。

夏が終わって過ごしやすくなってきたけれどまだ海には入れそう…そんな時期の沖永良部にやってきました。志望は救急科です。

所属病院の内科研修では、入院患者さんについても検査・治療・退院の可否などについては上級医の指導に沿って行っていました。
しかし離島研修では初療から退院まで自分で考えて行い、責任を持って患者と家族の人生に関わることができました。もちろん上級医の温かい見守りがあってこそ出来るものでした。病態だけを考えていた頃と違い、同じ病気であってもその方の生活背景やADL、社会福祉のバックアップなどが異なるため、他職種との協力が不可欠であると勉強になりました。

また島の全ての救急を受ける総合病院として、ヘリ搬送や緊急処置に関わることができました。島の限られた医療で出来る/出来ないを判断するのは救急志望としていい経験となりました。

奄美ブロック研修医勉強会では沖永良部代表としてステロイド内服患者のニューモシスチス肺炎について発表しました。なかなか出会う機会のない病気ですが、死亡率は低くなく、見逃すことを許されないものです。患者さんは無事に回復しましたが、リスク評価や症状の変化など細かいところに目を配る大切さを学びました。

この2ヶ月、お腹が出ている上級医のおじさん2人と、デキる後期研修医の先輩2人、にぎやかな研修医たち、そして優しく気さくなコメディカルの方々に支えられて無事に終えることができました。




至らぬことも迷惑をかけたこともたくさんありましたが、最後まで大きな問題もなく過ごせたのは皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 22:33医局・研修医

2022年01月02日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

病棟は入院患者さんがいらっしゃるので、いつもどおりの日常ですが、療養病棟のスタッフが「少しでもお正月気分を」と、手作りでがんばっていました。
紹介します。

夜勤明けのスタッフが作成開始。明けなので顔だしNGだそうです(笑)

日勤スタッフで完成!

本日の職員食は、お節料理でした。沖縄から応援のスタッフが「初めてたべました!」と喜んでくれました。

皆さま、本年も宜しくお願い申し上げます。

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 00:11看護部

2021年12月31日

沖永良部徳洲会病院 医局の1年 ~2021年を振り返って~

2022年へのカウントダウンが始まりましたね。
皆さんの2021年はいかがでしたでしょうか?
当院の2021年も色々とありました。
今年の沖永良部徳洲会病院医局を振り返ってみようかと思います。もちろん私、藤崎の個人的感想を含みますので、悪しからず。

1月
icon187当院で毎月2回当直業務をされている朝戸医院の朝戸俊行先生が声をあげて始まった沖永良部医師キャンプ同好会。コロナ禍では全国的にもキャンプブームとなり、例にもれず現在進行形でハマってます。

2月
icon187奈良県立医科大学からの初期研修医が一時3人になりました。意外と奈良医大からは人気なのかな?

3月
icon187福岡から6月までの4か月間、吉田尊久先生が応援に来てくださいました。訪問診療と4階東病棟の担当、ありがとうございました。


4月
icon187祝!岡田祥先生 常勤医に
2月、3月の2か月間だけの地域研修の予定だった岡田祥先生が、なんとなんと常勤医として勤務されることになりました。今年の中では一番のビッグニュースだったと思います。常勤医師、とくに若い医師が増えることは良いことだと思いますし、常勤の女性医師がどのようにしてこれからご自分のキャリアを積み上げていくのかにも注目です。沖永良部徳洲会病院は全力で応援します。



5月
icon187沖永良部島初のコロナクラスター
遅かれ早かれ、いずれは沖永良部でも起こるだろうとずっと警戒しておりましたが、ついに来てしまったかという気持ちでした。初めて通常の病院機能を止めて、多方面からの援助をもらい何とか20日程度で終息に至りました。応援いただいた各方面の方々、本当にありがとうございました。
また、コロナの世の中になって、知名町、和泊町の両自治体との繋がりも強くなり、非常に連携が取れやすくなった気がします。

6月
icon187祝!玉榮院長還暦
6月10日に玉榮院長が還暦を迎え、皆でお祝いをしました。まだまだ定年まで沖永良部で突き進んでください!

7月
icon187当院の医局秘書は2名体制で、医局を陰で支えてくれています。そのうちの一人、みんなのお母さん役稲江さんに代わり、新しい医局秘書として島田さんが就任されました。

8月
icon187市堰副院長着任!
当院の副院長として市堰浩先生が赴任してこられました。当院職員含め、島民の皆様方にとっては待望の小児科の常勤医です。関西出身のせいか(iocon195完全に偏見です)、大変話がうまく、おもしろい先生です。小児科受診でなくとも一度市堰先生の外来を受診してみてください。


9月
icon187中部徳洲会病院より後期研修で来られていた安部貴之先生が中心となって沖永良部徳洲会病院版新型コロナ感染症対策マニュアルを策定。沖永良部島内での警戒レベル同様、院内感染対策としてフェーズ分けを行い、離島ならではの新型コロナ感染対策が行えるようになりました。

10月
icon187前出の安部先生が将来的には沖永良部へのIターンを考えているとのことで、島内での居住地探しを始めました。

11月
icon187SDGs(持続可能な開発目標)に向けた取り組みとして、職員でのビーチクリーンを行い、その後のランチまで。いわゆるボランケーションでコロナ渦以降希薄となった職員間のコミュニケーションを図ることができました。

12月
icon187全国的には感染者が下火の中、不意にやってきた新型コロナさん。5月のクラスターの時と同様に初動で数多くの方々に核酸検出検査(LAMP法、PCR法)を行ったところ、予想を遥かに超える数の検査者数で、病院周辺は大渋滞となりました。近隣住民の方々、そして被検者の方々には大変ご迷惑をおかけしました。今後は濃厚接触者のみにしか検査は行わない予定(希望の自費検査は行います)。

まだまだ新型コロナが終息しそうにありませんが、今年も一年間ありがとうございました。
まだ公表はできませんが、来年は島民の皆様にとりましても、ビッグなニュースが控えております。2022年も沖永良部徳洲会病院をよろしくお願いいたします。

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 16:52医局・研修医