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2023年01月12日

福岡徳洲会病院 森口真哉先生 地域医療研修終了

今回は12月に福岡徳洲会病院から地域医療研修に来られていた森口真哉先生に当院での研修に質問いたしました。
森口先生は見た目と違ってお酒に弱いようで、アルコールが入るとすぐに睡魔が襲ってくるようでした。愛されキャラです。




①数ある研修先病院から当院を選んだきっかけを教えてください。

徳洲会で研修するのであれば離島医療に携わりたいと、入職の際から思っていたので今回機会を頂きましたので沖永良部徳洲会を選択しました。

②充実した研修はできたでしょうか。一番印象に残っていること、来島前後で考えが変わった点などなどお聞かせください。

病棟管理に総合診外来、訪問診療ととても充実した研修でした。
自分の担当ではなかったのですが救急に重症患者が入った際に皆が集まって協力しながら治療を行なったことが何度かあり、それぞれとても記憶に残っています。自分の普段の研修では救急含め各科専門の医師が常駐しているためすぐに引き継いだり方針を聞いてしまいますがいざ自分で治療まで行うとなると分からない事だらけだなと反省しました。

③当院での研修について改善してほしい点などお聞かせください。
例)カンファレンスの質を上げてほしい、指導をしっかりしてほしい、病棟エコーが欲しい、朝をもっと遅くしてなどなど


研修というより病院や地域の特性なのかもしれませんが内科外来で定期通院している患者さんが予約して受診されるのではなく、処方薬が切れたタイミングで受診されるため血液検査などが行いづらいのがやや難点かと思いました。方針が立てづらく、糖尿病や高血圧等のコントロールが曖昧になってしまいそうな印象です。

④病院寮で生活されてみて、いかがだったでしょうか。良かった点、改善すべき点などご意見があればお聞かせください。

自分が生活していた寮はやや古さはありましたが部屋は広く生活に困ることはほとんどなかったです。
島の水道水にはカルシウムが多く水道管が詰まってしまうことがあるようで一時期お湯が出なくなり冷水を浴びることになったときは辛かったです。整備してもらってからは快適でした。

⑤沖永良部島で生活してみて感じたことを教えてください。
(本土とは異なる点や楽しかったこと、困ったこと等)


居酒屋等食事をするところはたくさんあり、食事がおいしかったです、毎日みんなと食べて飲んでの楽しい生活でした。福岡に帰ってからは「太った?」とよく聞かれます。



⑥医師としての将来像を教えてください

来年からは脳神経外科へ進む予定で、特に脳卒中に積極的に携わりたいです。
実は地域研修は沖永良部で2回目で、1回目は愛媛の宇和島で研修したのですが両病院ともでやはり「専門の医師がいれば」と思うことが多々ありました。将来は脳外科医として地域の応援にも取り組みたいです。

⑦沖永良部島への想いを一言でも二言でもお願いします。

充実した一ヶ月をありがとうございました。
頼れる脳外科医になってまた戻ってきたいです。

⑧その他、何でも(自由記載)

上級医の先生方をはじめ後期研修の稗田先生、同期の研修医、病院のスタッフの皆さんに助けられて充実した一ヶ月でした、本当にありがとうございました。


下段右から2番目が森口先生  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 10:55医局・研修医