しーまブログ 徳洲会沖永良部島 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~


2022年12月03日

福岡徳洲会病院 栗崎道賢先生 地域医療研修終了

今年は当院で地域医療研修を行う研修医が例年よりも多めです。
数年前の医者不足の時代では考えられないくらい医局が賑やかになっております。


同時期に研修していた同期の皆さんです。あと1人初期研修医がいますよ。


さてさて今回は11月の1か月間福岡徳洲会病院より研修に来られた栗崎道賢先生(くりさきみちとし;写真左から2番目)です。下記にも述べられていますが、栗崎先生は熊本県の離島、天草出身の方です。誕生日を来島直後に迎えることになり、小米の飲食店で初対面の多くのシマンチュから祝福を受けたとのことでした。

以下、栗崎先生の地域研修の感想となります。なお、今回は質問形式に変えてみました。

① 数ある研修先病院から当院を選んだきっかけを教えてください。
貴院で研修を行った複数の先輩医師から好評であったため研修をさせていただきたいと思いました。

②充実した研修はできたでしょうか。一番印象に残っていること、来島前後で考えが変わった点などなどお聞かせください。
一番印象に残っていることは細菌性肺炎肺炎で入院となっていた患者さんのことです。入院後に色々な検査を行い好酸球性肺炎の診断としステロイドを開始したところ日に日に良くなっていったのが印象深いです。普段研修している病院ではなかなか担当医として自ら検査や治療を行うことは出来ないので、今回良くなったという実感ができて医師として成長したと感じました。

③病院寮で生活されてみて、いかがだったでしょうか。良かった点、改善すべき点などご意見があればお聞かせください。
必要な家電や調理器具など揃っており快適に過ごせました。

④ 沖永良部島で生活してみて感じたことを教えてください。(本土とは異なる点や楽しかったこと、困ったこと等)
沖永良部島の人たちが本当に暖かくて優しかったです。食事も美味しくて海もきれいなのでリフレッシュ出来ました。
離島であり仕方のないことではありますが、専門外来の頻度が少ないため専門性の高い診療科に関しての診療が出来ないことが問題だと感じました。

⑤医師としての将来像を教えてください
来年から皮膚科医として勉強していくことになりましたので、まずはしっかり学んで専門医を取りたいと思います。もともと熊本県の天草市という田舎出身ということもあり田舎で専門的な医療をしていきたいと思います。

⑥沖永良部島への想いを一言でも二言でもお願いします。
繰り返しにもなりますが、沖永良部島は海がきれいで食事もおいしく(とくにきくらげの天ぷら)、人が穏やかで優しいため仕事でもプライベートでもまた戻ってきたいと思います。今回の研修の恩返しとして、専門性を持った上で応援など少しでも力になれたらと思います。元気な皆様とまたお会いできるのを楽しみにしてます。本当にありがとうございました。

⑦その他、何でも(自由記載)
玉榮院長、藤崎副院長、市堰副院長、重軒先生、中先生は当然ながら同期、専攻医の稗田さんと共に研修を行えたので1ヶ月間やってこれました。当直の日以外は飲みに行ったりケイビングに行ったり海で泳いだりと仕事以外でも楽しむことができました。同期はみんな別々の研修病院から来ていて個性しかないメンバーでしたがそのおかげで楽しかったです。直接は照れくさくて言えないのでこの場を借りてお礼を申し上げます。



  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:57医局・研修医