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2023年02月08日

腹腔鏡下手術

当院で行われた腹腔鏡下手術の様子です。

腹腔鏡下手術

中部徳洲会病院から外科と麻酔科の医師に来てもらい、実施しました。

腹腔鏡下手術とはお腹に5~12ミリメートルの小さな傷を開けて、細長い器具を挿入して行う手術です。

腹腔鏡下手術

1991年に日本で初めて行われ、すでに25年以上の歴史があり、国の健康保険で認められている手技です。

現在はハイビジョンの内視鏡(腹腔鏡)を用いて、非常に鮮明な画面を見ながら手術が行えるようになりました。

腹腔鏡下手術

長所としては
①拡大した画面でより繊細な切除が行うことができる
②傷が小さく目立たないため美容的に優れている
③術後の痛みが開腹手術よりも少なく早期回復が可能
④傷の感染などのトラブルが少ない
⑤出血量が少ない

短所としては
①手で臓器を触ることができない
②手術時間が長くなる(術式により異なりますが、30分から1時間程度)
③技術を習得するのに時間や経験を要するため、術者・施設間で技術の差が大きい


手術当日は天候不良のために、沖縄や鹿児島の定期航空便が全て欠航する中、徳洲会が所有するセスナ(徳洲号)での移動となりました。

腹腔鏡下手術

ある先生は頭を3回ほど天井にぶつけたそうです。

患者さんの経済的・時間的負担を軽減するために、島内で出来る事を今後も増やしていきます。

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タグ :手術医局

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Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 12:00 │医療

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