2022年07月07日
院内勉強会 ~在宅ハイフローセラピー~
7月6日には不定期開催ですが、院内勉強会が開催されました。
テーマは『在宅ハイフローセラピー』です。

ハイフローセラピー(高流量鼻カニュラ酸素療法;HFNC)は酸素濃度と湿度の高いあたたかい風を鼻につけたチューブから勢いよく気道に送りこむ治療法です。勢いよく酸素を送り込むことで肺が少し膨らみやすくなったり、湿度の高いあたたかい風によって痰を出しやすくすることで、酸素を取り込みにくくなった肺を補助してあげることができます。食事や会話もできるといったメリットもあります。
2022年4月の診療報酬改定でこの高流量鼻カニュラ酸素療法を在宅でも行えることとなり、当院に通院している患者さんにも適応となる方がいたため、関係する職員で患者さんサポートのための勉強を行いました。今のところ適応疾患はCOPDのみです。
地域研修に来られている初期研修医藤中先生にもHFNCを実体験してもらいました。

以下、藤中先生のHFNC体験談です。
いつもしっかり装着するように患者さんに指導する側ですが
圧が上がると余計に外れやすく、「しっかり装着」自体が難しいと知りました。
また呼吸も上手く行うには練習が必要で、あたふたしました。
装着しての食事は更に難しそうです。
さらに装着すると音もかなり大きいことに気付きました。高流量下では周りの声が聞きづらかったです。
患者さんに話しかけるときは耳元で話すべきだと気づくことができました。
これからの患者さんの診療にも今日の体験を活かしていきます!


患者さんの気持ちに少しでも近づけたことはよいことだと思います。
テーマは『在宅ハイフローセラピー』です。

ハイフローセラピー(高流量鼻カニュラ酸素療法;HFNC)は酸素濃度と湿度の高いあたたかい風を鼻につけたチューブから勢いよく気道に送りこむ治療法です。勢いよく酸素を送り込むことで肺が少し膨らみやすくなったり、湿度の高いあたたかい風によって痰を出しやすくすることで、酸素を取り込みにくくなった肺を補助してあげることができます。食事や会話もできるといったメリットもあります。
2022年4月の診療報酬改定でこの高流量鼻カニュラ酸素療法を在宅でも行えることとなり、当院に通院している患者さんにも適応となる方がいたため、関係する職員で患者さんサポートのための勉強を行いました。今のところ適応疾患はCOPDのみです。
地域研修に来られている初期研修医藤中先生にもHFNCを実体験してもらいました。

以下、藤中先生のHFNC体験談です。
いつもしっかり装着するように患者さんに指導する側ですが
圧が上がると余計に外れやすく、「しっかり装着」自体が難しいと知りました。
また呼吸も上手く行うには練習が必要で、あたふたしました。
装着しての食事は更に難しそうです。
さらに装着すると音もかなり大きいことに気付きました。高流量下では周りの声が聞きづらかったです。
患者さんに話しかけるときは耳元で話すべきだと気づくことができました。
これからの患者さんの診療にも今日の体験を活かしていきます!


患者さんの気持ちに少しでも近づけたことはよいことだと思います。
Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 17:42
│医療