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2022年11月14日

福岡徳洲会病院 後期研修 町田崇先生

今回は福岡徳洲会病院より後期研修としての離島研修を行った町田崇先生です。
町田先生は7月~10月までの4か月間当院で研修をしました。初期研修医でもたまにあるのですが、まだまだ研修が足りないということで予定されていた研修期間を延長してくださりました。福岡へ戻られる際の医局会のあいさつで涙を流して沖永良部島や離島医療への熱き想いを語っていただきました。今回の町田先生の感想こそ、離島医療ってこれだなと伝わるかと思います。


以下、町田先生の感想文です。

 沖永良部徳洲会病院で後期研修医として、4ヶ月間働かせていただきました。当初は3ヶ月の予定でしたが、多くの方々から「先生、残ったらいいのに」と言っていただき、自分としてもまだまだやり切れていない思いもあって、さらに1ヶ月間延長させていただきました。

 離島の医療の特徴は、患者への関わり方がとても深いことにあると思います。患者一人一人に異なる背景や生活を意識する必要があり、そのためには自分一人の力だけでは到底不可能で、多くの方々の協力が不可欠です。実際にここでは、患者のために病院のスタッフ全員で力を合わせて医療に取り組む体制が築き上げられていました。

 沖永良部での研修は、主体的に取り組むことで医師としての様々な経験を積むことができますが、本当にここで学ぶべきは医療人としての心・態度の基礎を築くことだと強く感じました。医師としての知識や技術を身につけるだけではもったいない環境がここにはあります。また、仕事以外の時間も非常に充実していました。様々な出会いもあり、時間が限られているからこそ毎日を大切に過ごし、一生関わっていきたいと思えるかけがえのない仲間もできました。
 
 今後振り返って、沖永良部で過ごした時間は、自分の人生に大きな意味を持つことになるのだろうと思います。本当に多くの方々に助けられ支えられた4ヶ月間でした。お世話になった方々に心から感謝しています。この島に来られたことに本当に感謝です。また、いつの日か戻って来られることを願って、その日に備えてこれから日々精進していきたいと思います。
本当にありがとうございました!沖永良部、最高です!!




この写真なんか良いですよね。お子さんの夏休みを利用して家族で沖永良部まで来ておりました。
ぜひまた沖永良部へ戻ってくる日をお待ちしております。  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 18:26