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2022年06月25日

【奈良県立医科大学】古川先生 研修終了

今年度の奈良医大のトップバッター古川大智先生です。
4月と5月に当院で研修をしておりました。なんと、10月にももう一度当院で研修を行うことが確定しております。
この2か月間での感想を述べてもらいました。

どうぞ。

奈良県立医科大学初期研修医2年目の古川大智です。
沖永良部島で過ごした2ヶ月間は自分にとっての医師人生の中で忘れられない、そして医師としても貴重な経験のできた期間でした。
正直、研修前は当直が1人とか外来せなあかんとか、島にはコンビニ、マクドもないとかホームページの院長の強面な写真(実際はすごく優しい先生でした)など環境下でやっていけるのか不安しかなかったです。

実際、研修が始まると病棟、外来、救急も関係なく入院の決定や、内服調整、抗生剤、輸液なども含めて治療方針を決めたりするのも自ら主体的に動く必要がありました。困った時はもちろん上級医に相談はできますが、大学病院で上級医につきっきりで指導していただいてた自分にとってはかなりしんどい環境でしたが学ぶ点も多かったです。
1番印象的だったのは主治医として看取りを行う機会が多いことでした。どこまで行うのか患者様とその御家族様と相談しできるだけ望む形で最期を迎えることができたらなと思い上級医、麻酔科の先生に助言をいただきつつ試行錯誤しました。

他職種の方との距離が近いのも島病院のいいところだと思います。みなさん優しい方が多く、どんなことでも簡単に聞くことができました。また、他職種の人と関わることで自分自身の視野も広げることができ成長できたのではないかと思います。色々ご迷惑をおかけしてしまった点も多かったですが本当に色々助けられました。ありがとうございました。

同期も本当に相談しやすく優秀な人たちでとても刺激になるようなメンバーでした。公私ともに仲良くできたかなと思います。またどこかで再開したいなと思ってます。


島での暮らしも毎日が刺激的でケービングからキャンプ、シュノーケルなどアクティビティも豊富ですし、夜中に散歩すればどこでも流れ星見ることができますし海に行けば海亀見たりもできたり毎日飽きることなく生活できました。
2ヶ月間本当にお世話になりました。この場を借りてお世話になった病院のスタッフの方々に深く感謝したいです。
ありがとうございました!




  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 09:13医局・研修医