2021年06月01日
地域研修終了 昭和大学 山崎先生
初期臨床研修医は2年目時に地域医療研修の期間が設けられています。
今回昭和大学より初めての研修医である山崎先生が1か月間当院で研修を行い、本日地元に戻られました。
1か月の短い間に新型コロナのクラスターが発生したため、例年通りのアフターファイブを満喫するには至っていないと思いますが、熱心に仕事をされておりました。

写真左が山崎先生です。
当院の研修ではプライベート時間も同じ研修医同士で過ごす時間が多いため、他の病院から研修に来ている先生たちと友情が芽生えることが多々あります。

以下、山崎先生からの感想です。
昭和大学横浜市北部病院の研修医 山崎 良と申します。
今回昭和大学系列から初の地域実習受け入れということで、先輩からの前情報なしで訪れたため最初不安ではありましたが、院長をはじめ先生方が気軽に接してくださりすぐに打ち解けられた気がします。
私が来島した5月は島で初めてクラスターが発生した最中であり、先生方がコロナ対応に追われている中自分が担当する別の患者の質問をしてもいつでも相談にのってくださり非常に仕事のしやすい雰囲気でした。
また、特に印象的がだったのがコロナ蔓延が1ヶ月で収束したことです。これには上級医の先生方、コメディカルスタッフに限らず事務や町役場の方含め毎日のように会議をし、単に患者の治療だけでなく数々の予防策やワクチンの早期大量接種等様々な先手をうつことによりコロナの被害を迅速に最小限に抑えられ、このように病院だけでなく島全体の感染症対策の指揮に積極的に取り組む本病院の姿が地域を担う中核病院としての大きな役割なのだと実感し非常に感銘を受けました。
自粛にて島でのレジャーやお店巡りはほぼ出来なかったものの、島一体となってコロナと闘い、蔓延収束を身近に体験することができ大きな糧を得られた気がします。
1ヶ月という短い間でしたが自分にとって一生忘れられない実習となりました。お世話になった方々本当にありがとうございました。

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