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2020年01月28日

スーパーサブ 第一章の終幕

スーパーサブ 第一章の終幕

令和2年1月23日(木)福岡市の、にのさかクリニックから応援に来られている二ノ坂先生による勉強会がありました。

スーパーサブ 第一章の終幕

タイトル「さいごまで豊かな栄養管理をあきらめない!~栄養投与経路の考え方~」をテーマに4つの事例を通して最期まで諦めない栄養摂取の考え方を学ぶ内容でした。

スーパーサブ 第一章の終幕

経管栄養はただ延命するためのものとの考え方が主流になってきている昨今、栄養を摂れる状態にすることで、他の症状を落ち着かせることができ、結果有意義な最期を送ることができるケースもあること、口からご飯が食べられなくなった時に、希望に沿った形で最後を迎えられる為には、「何もしない・経鼻経管栄養・胃瘻・抹消点滴・中心静脈栄養」の方法の中で、本人やご家族がしっかりと状況を理解して選択できるように、医療人として適切な情報提供、適切なアドバイス、サポートをすることの大切さを学ばせていただける、貴重な講演でした.

スーパーサブ 第一章の終幕

二ノ坂先生は内科応援の傍ら約2年にわたり、入院患者様のNsT(Ninosaka Takeshi)回診も毎月チームを引っ張りラウンドして頂いていました。
携わった職員からは「食事の摂取量がなかなか増えない患者様や、栄養不足、褥瘡のある患者様、幅広い患者様の病態や治療に合わせてそれぞれに対しての改善方法のアドバイスを頂け、時には目から鱗でした。」と感想が述べられる場面もありました。

ですが、
非常に残念なことが、
今回の診療をもって、二ノ坂建史先生が沖永良部での勤務が終了することになりました。

スーパーサブ 第一章の終幕

当院との繋がりは二ノ坂先生が6年目の後期研修医として福岡徳洲会病院より2013年3か月間来られ、当院の医師不足の大変さを痛感されたことから始まりました。
実家の、にのさかクリニックに勤務されながら2015年頃よりコンスタンスに内科医として応援頂くようになり、ほぼ毎月外来勤務のほか当直や内視鏡、NsT(Ninosaka Takeshi)回診、院外での医療講演、勉強会など職員の教育にも携わり多岐にわたってご活躍頂いていました。
離島にある当院の人材確保の呼びかけ、また沖永良部島についての魅力をSNSや学会で発表して頂くなど地元の私たちが行わなければならない広報活動まで行ってくれていました(二ノ坂先生のSNSが沖永良部の情報源という方も多いのでは‥)。
「何よりも職員を元気にすることが必要だ」と忘年会余興、J&Jカンファレンス他様々な企画を有言実行していただき、沢山の元気を頂きました。

スーパーサブ 第一章の終幕

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沖永良部にある診療所のA先生からXJapanの本をプレゼントされ、二人でX(エックス)!!

スーパーサブ 第一章の終幕
外来スタッフからの“OKINOERABU“Tシャツでご満悦

スーパーサブ 第一章の終幕

スーパーサブ 第一章の終幕

スーパーサブ 第一章の終幕
壮行会の企画運営して頂いたTさんありがとうございました!

スーパーサブ 第一章の終幕
「沖永良部のスーパーサブ 第一章の終幕」とのことでしたので、「第二章の開幕」がまた始まる日が来ることを職員一同楽しみにしています。

スーパーサブ 第一章の終幕

二ノ坂建史先生本当にありがとうございました。



Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:20

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