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2022年10月09日

奈良県立医科大学 小倉先生 地域医療研修終了

今回は8~9月の8週間当院で研修を行った奈良県立医大の小倉黎先生です。小倉先生の印象を一言で表すなら‘やる気フルMAX‘です。全ての事に全力でした。7月、8月は沖永良部島も新型コロナウィルス感染症が大流行していて、通常診療+発熱外来などのコロナ対応があったりととかなり仕事量が多かった時期でしたが、この頃に研修していた初期研修医の先生方にこちらとしても非常に助けられました。

前列左から4番目が小倉先生です。


以下、小倉先生の感想です。

8週間という短い期間でしたが、ありがとうございました。
まず、仕事の面から少し話させてもらいたいと思います。
もちろん、藤崎先生や玉榮院長がいて下さって、いつでもフォローして下さる環境だからこそではありますが、担当の患者さんはほとんど全て自分でアセスメントし、治療にあたらせてもらいました。
大学病院では人手も多く、後期研修以降の先生方がメインで診療にあたるため、全てを自分一人で行うという機会にはなかなか恵まれません。勉強してきたことを活かせた反面、まだまだ勉強不足だなと思う場面もあったりし、いい経験になりました。

1年目勤務していた市中病院は大阪でも1、2を争うくらい救急搬送があった病院だったので、救急対応はそれなりに経験があったので夜間や休日に外来や、救急搬送を一人で対応することには困らなかったのですが、病棟も一人で当直しないといけないというのは少し緊張しました。実際に、院内急変もあったり翌日には島外搬送する機会もあり、大変でしだが離島医療を肌で感じることができました。


次に、仕事以外の面ですが、
意外と病院の周りは飲み屋があるので、
上の先生方が誘って下さり、仕事終わりに飲み行ったりしました。
8,9月と良いシーズンに行かせてもらったので、夏らしく、院長の家や、寮の近く、ビーチなど色々な所でBBQをしました。
休みの日には、ケービングに行ったり、有名なご飯屋さんを巡ったり、せっかくなのでフェリーで与論島に行ったり満喫しました。
台風のシーズンでもあったので、フェリーが欠航して、スーパーから品物がなくなったり、メルカリで頼んだ本が2週間くらい届かず、受取評価早くして下さいという催促の通知が鳴り止まなかったり、普段の生活からも離島だと感じることができました。

ダイビングにも行きたいと思っていたのですが、台風もあったりで行けておらず、最終週の当直明けにねじ込みました。
ただ、病院に戻るとずっと耳が痛かったので、8月から来て下さっている耳鼻科の中先生にチラッと診てもらうと、すぐ中耳炎と言われ、薬まで処方して頂きました。
最終日のお見送りの時まで耳鏡を持って来て下さり診察してもらったのも良い思い出です。
仕事の面でも、それ以外の面でも、充実し、たくさんの、経験を積むことの出来ました。
同じ時期に一緒に働かせて頂いた皆さん親切に接して下さりありがとうございました。
またご縁がありましたらよろしくお願い致します。



  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 16:55医局・研修医

2022年10月08日

福岡徳洲会病院 金田先生 離島研修終了

今年度より同じ徳洲会グループの福岡徳洲会病院の初期研修医も1か月間ですが、当院で研修を行うようになりました。
金田先生は和泉先生に次ぐ2番目の福岡徳洲会病院からの初期研修医でした。

耳鼻咽喉科志望で将来的には大分県日出町(別府市のとなり)にあるご実家の跡を継ぐそうです。個人的には私藤崎の前勤務先である大分赤十字病院で大変お世話になった副院長先生の甥っ子と聞いて大変驚きました。

以下、金田先生の離島研修の感想です。


正直今回の離島研修で僕は初めて沖永良部島のことを知りました。
終わってみるとどうしてこんなに素晴らしい島を知らなかったんだと思うほどに素晴らしい島でした。
僕の人生において絶対忘れられない思い出です。
そう思わせてくれた病院のスタッフの方々、同期、患者さん、地域の方々には本当に感謝しています。

いつかこの島に必ず恩返しできるように今後の医師人生もがんばっていきたいです。
本当に一ヶ月ありがとうございました。





  
タグ :研修医


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 11:23医局・研修医

2022年10月07日

NCPR(新生児蘇生法)勉強会開催

10月5日、助産師主催のNCPRの勉強会が開催されました。NCPR(新生児蘇生法)は定期的に開催され、職種問わず全職員対象で行われます。
「出産は命懸け」と言われますが、そのとおりで、お母さんも産まれてくる赤ちゃんのために命懸け、赤ちゃんも母体から外の世界に産まれてくるために命懸けです。
当院は島で唯一分娩ができる病院です。お母さんも赤ちゃんも無事に出産が出来るよう、万全の体制を整えていますが、予期せぬ事態が起こることもあります。

今回の想定は「もし、病院の受付で産まれてしまったら…」
医事課の職員も参加して蘇生法の練習をしました。

まずは、助産師からアルゴリズムの説明

赤ちゃんのお人形で心臓マッサージ、アンビューの練習。
大人と違って身体が小さいので感覚を掴むまで繰り返し練習。

新人ナースも頑張っています。

赤ちゃんが、予期せぬ状態で産まれてしまったら。
①身体の水分をしっかり拭き取る
②口と鼻からの分泌物を吸い取る
まずは、この2つがしっかりできれば救命率は格段にあがります。

これからも継続して勉強会を開催し、安心して出産ができる病院でありたいと思います


  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 14:17医療

2022年10月02日

4階病棟 敬老会

9月26日、4階病棟の敬老会が行われました。
4階病棟は、療養型病棟のため、一般病棟よりも、ご高齢者が多く、入院期間も長い方が多いです。そんな患者さまに「少しでも楽しんで頂ける時間を!」と企画しました。患者さまの体調を考慮して30分と短い時間でしたが「楽しかったよ~」との声を頂きました。
踊りは自主練のみで、ぶっつけ本番。
動画を載せられないのが残念ですが、写真で雰囲気を感じて下さい。

前日の業務終了後から飾り付け開始

御前風。エラブのお祝い事には欠かせない舞です。写真はありませんが、このあと、男性スタッフによる国頭ヤッコも披露されました。

応援勤務者による三味線演奏。島に来てから習い始めたそうです。患者さんが知っている歌を弾いてくれて、歌声が聞こえていました。

院長からご挨拶。
手術が終わってから駆けつけてくれました。

締めのマツケンサンバ!衣装もスタッフの手作りです。

噂を聞きつけた医師や、他部署の方も見にきてくれました。


患者さんの笑顔や歌声が聴けて、楽しい敬老会になりました。
  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 17:46医療看護部