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2024年02月01日

BLS&ACLS講習会

第10回沖永良部徳洲会病院ICLSコースが開催されました。
沖縄南部徳洲会病院から、整形外科、ICLSコースディレクターである新垣先生と、救急認定看護師の糸数さんが講師として来島されました。
初日のBLS参加者は、看護師だけでなく事務部も含めて22人参加がありました。
翌日のICLSコースは1ブース6名の受講があり、4つの不整脈の場面における対応について学びました。
急変時にリーダーしたことがないスタッフがいてドキドキ緊張の中、頑張っていました。
今回のコースで、沢山学ぶことができ、とても充実した講習となりました。
明日からの実践に活かせることを期待します!



★講師の新垣先生、認定看護師糸数さん、インストラクターの皆さん、ありがとうございました。
☆参加された皆さん、お疲れさまでした(⁠•⁠‿⁠•⁠)  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 11:48医療

2023年04月30日

AI問診、ついに導入

これからはAI(人工知能)の時代。

ChatGPTの登場によりAIツールが変わりつつありますね。
ニュースでもChatGPTをどのように扱うべきかが議論されている報道を多く目にするようになったと思います。
今後世の中のいろんなところでAIを利用したツールが急増していくと思われ、当然医療においてもそれは同じです。

5月のGW明けに当院でもAIを用いた問診ツールを導入することが決定しました。
正式にGW明けのいつからとは決まっていませんが、これまで看護師、医師事務が行っていた問診作業の大半をAIに任せます。
受診受付を行った後、問診デスクにあるiPad(まずは3台での運用)で問診したものが、自動的に電子カルテ内へ反映します。

AI問診のメリット
1.看護師が問診業務を行わなくてよいので、他の患者さんへ寄り添った業務が行える
2.これまで問診する人による問診力にバラつきがあったが、一定の水準を保てるようになる
3.詳細は省きますが、診断の9割近くは問診により可能ともいわれており、AIが診断の補助をしてくれるので医師にも、ひいては患者さんにもメリットがあります

そして、いずれ(近い将来)は院内iPadだけでなく、患者さん、患者家族のスマートフォンで病院を受診する前に入力ができるようになります。
そうすると患者さんの待ち時間の短縮につながります。

導入当初は混乱することもあると思いますが、まずは一般内科外来からの運用を予定しております。
小児科も対応予定となっておりますので、小児科を受診するお父さん、お母さんも待ち時間が短縮されるので喜んでもらえると思っております。



院内に設置しているiPadで問診します



こちらはスマホからの問診の一部です






患者様のお役に立てることを願うばかりです。
  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:43医療

2023年04月02日

令和5年度入職式

いよいよ4月となり、2023年度が始まりました。

昨日4月1日は当院の令和5年度入職式が執り行われました。

始めにwebで東京本部と繋ぎ、徳洲会グループ理事長の東上新震一先生より新年度の挨拶を賜りました。



今年度は新たに5名の新入職員が入職いたしました。
それぞれの離島医療に対する決意を聞くことができ、こちらも新たな気持ちで頑張れそうな気がしてきます。

今年度も自治体や医師会の先生方とも協力し合って、沖永良部の人たちの健康維持に貢献したいと思います。



 「離島だから出来ないを減らし、離島でもできるを増やす」



今年度もよろしくお願いいたします!  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 14:07医療

2023年02月13日

定期航空便での病院間搬送

今日は真面目な離島医療の問題点についての話。

残念ながら沖永良部島で治療が完結できない症例があります。

例えば、今すぐカテーテル検査・治療をしないといけない心筋梗塞や脳卒中など。
そういった場合は沖縄や奄美大島、鹿児島県本土の医療機関に搬送することになります。幸い病状が安定して歩いて島に戻ってくることができれば全く問題ありません。

ですが、急性期の治療は終了し、病状は落ち着き、いざ島に帰ろうとしても自力では歩けないし、座ることもできない場合があります。本土であれば救急車か病院の搬送者等での病院間搬送となりますが、離島ではそうはいきません。

ドクターヘリや自衛隊、海上保安庁のヘリは今すぐ処置や手術をしなければ生命に危機を及ぼす場合や重大な後遺症を残す時しか利用できません。

そういった場合民間航空機(もしくは船)で島に戻ってくるしか方法はないのです。

JAL定期便では3日前まで申請すれば写真のようにATR機の後ろの座席を利用してストレッチャーで患者さんを寝かせたまま運ぶことができます。







ただ、6~8座席分と必要な場合は医師や看護師の同乗した分の航空運賃を支払わなければいけないそうです。

もちろんJALさんには感謝です。

だけどこの負担を軽減させる術はないのかしら。

鹿児島県や自治体は考えてくれないかな。

昨年まではメッシュサポート(https://www.meshsupport.jp/)があったけど。。。

と感じた今日この頃でした。  
タグ :搬送


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 12:00医療

2023年02月10日

BLS(一時救命処置)講習

南部徳洲会病院の新垣医師を招いて、当院でBLS講習を実施しました。



BLSとは、Basic Life Supportの略称で、心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置のことです。

専門的な器具や薬品などを使う必要のないBLSは、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば誰でも行うことができます。

一般市民や心肺停止に遭遇する可能性の高い方が一次救命処置を理解し、自身の安全を確保した上で、人工呼吸を含む心肺蘇生およびAEDの操作を行うことができるよう、日本ACLS協会ではBLS普及を目指しています。



医療に携わる職員としては、身に着けておかねばならない知識です。

①周囲の安全と本人の意識を確認
②周りの人に緊急通報とAEDを要請
③呼吸を確認
④CPR(胸骨圧迫・気道確保・人工呼吸)を開始
⑤AEDでの解析
⑥CPRの継続

AEDの使用方法、心臓圧迫は1分間に100回、1回の換気量は体重1kgあたり6~8mlなど、科学的根拠にもとずいた知識を学びました。

1分間に100回の胸骨圧迫をリズム良く行う事はとても大変で、複数人数いないと継続する事が出来ません。




倒れている人がいても迷うことなく傍に駆けつける事が出来るよう、知識を積み重ねて行きたいと思います。

気軽に「いいね!」押して下さい。  
タグ :心肺蘇生


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 12:00医療

2023年02月09日

血管内治療

当院での腹部血管内治療の様子です。



血管内治療(IVR:Interventional Radiology)とは、細い管(カテーテル)を血管に挿入し、脳や心臓・肝臓などの疾患まで延ばし血管内で治療する手術法の事です。

足の付け根や手首の血管から挿入し、その先にある病巣を治療します。

皮膚を切ったり頭蓋骨を割ったりせずに治療ができるので、患者への身体的負担が少ないことから、1990年代以降急速に広まってきました。

またカテーテルなどの道具や技術進歩も背景にあります。

血管内を直接見る事は出来ないため、X線を利用しての治療となるので、放射線科の協力も必要です。



X線により体内が写し出されているモニターを見る眼差しは真剣そのもの。



無事に治療が終わってホッと一息。



悪天候のために鹿児島・沖縄の定期航空便が全て欠航する中、中部徳洲会病院の放射線科医2名が来て下さいました。

島民の方の経済的・肉体的・精神的・時間的負担を軽減するために、島内で出来る事を少しでも増やしていきます。


気軽に「いいね!」押して下さい。  


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 12:00医療

2023年02月08日

腹腔鏡下手術

当院で行われた腹腔鏡下手術の様子です。



中部徳洲会病院から外科と麻酔科の医師に来てもらい、実施しました。

腹腔鏡下手術とはお腹に5~12ミリメートルの小さな傷を開けて、細長い器具を挿入して行う手術です。



1991年に日本で初めて行われ、すでに25年以上の歴史があり、国の健康保険で認められている手技です。

現在はハイビジョンの内視鏡(腹腔鏡)を用いて、非常に鮮明な画面を見ながら手術が行えるようになりました。



長所としては
①拡大した画面でより繊細な切除が行うことができる
②傷が小さく目立たないため美容的に優れている
③術後の痛みが開腹手術よりも少なく早期回復が可能
④傷の感染などのトラブルが少ない
⑤出血量が少ない

短所としては
①手で臓器を触ることができない
②手術時間が長くなる(術式により異なりますが、30分から1時間程度)
③技術を習得するのに時間や経験を要するため、術者・施設間で技術の差が大きい


手術当日は天候不良のために、沖縄や鹿児島の定期航空便が全て欠航する中、徳洲会が所有するセスナ(徳洲号)での移動となりました。



ある先生は頭を3回ほど天井にぶつけたそうです。

患者さんの経済的・時間的負担を軽減するために、島内で出来る事を今後も増やしていきます。

気軽に「いいね!」押して下さい。  
タグ :手術医局


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 12:00医療

2023年01月18日

訪問看護体験

12月いっぱいで沖徳卒業生の2人です。
結の島ナースから、半年以上も応援してくれた2人。
この後2人で旅行しながら帰るとか。
とても元気で責任感のある2人に助けていただきました。
そして、訪問看護体験もしてくれました。


訪問看護体験感想頂きました。
「普段は病棟勤務をしているのですが、一日で何人もの患者さんを受け持つため、ひとりひとりとゆっくり関わりたいと思ってもなかなかできていない現状があります。今回、訪問看護体験に参加させていただいて患者さんの手を握りながら、同じ目線で会話をしている訪問看護師の姿と嬉しそうに、看護師を見つめる患者さんがとても印象的でした。
医療処置や、身体の状態をみるだけでなく限られた時間の中でも、患者さんやご家族ひとりひとりと向き合い、関わっている姿をみて自身の看護観をみつめなおすきっかけになりました。ご自宅のお庭になっている島の果実や植物も見せていただき新しい発見もあって嬉しかったす!」


沖永良部島の人達の温かさを体験して帰られたと思います。
とても元気で、笑顔の素敵な明るい2人です。
ここでの出会い経験を糧にして、これからも頑張ってほしいです。
沖徳みんなで応援しています。ありがとうございました。
そして、疲れたら帰ってきてほしいですね。いってらっしゃーい。
(そろそろエラブRossになってるはずですね。。。)

在宅で困っていませんか?相談待ってます。
沖永良部徳洲会病院 0997-93-3000(訪問看護 池下まで)  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 12:40医療看護部

2022年12月25日

島内他施設に呼びかけZOOMでHOT勉強会開催しました。

島内でも在宅酸素を使用している人が増えています。
デイサービスでもHOT使用している利用者のために、島内施設に初めてZOOM勉強会の呼びかけを行いました。

院内は会議室で行う予定でしたが、感染予防のために急遽ZOOMでの参加をお願いしました。
当院には理学療法士の呼吸療法認定士尾熊先生がいます。
他施設の介護福祉士にもわかりやすい勉強会を行いました。
知名和泊町関係なく、施設のたくさんの参加ありがとうございました。

他施設だけでなく、院内在宅関係者の方より「いままで、どのような物かわからなかったけど、わかりやすく説明してくれてありがとうございました。」と言われました。
初めてのZOOM勉強会。うちの優秀なスタッフのおかげでスムーズに行う事が出来ました。

在宅で暮らす人は、たくさんの人達に見守られています。
私たちは安全にサービスを提供しなければなりません。
参加してくれた方は、これからHOTを安全に提供できます。
利用者のために勉強しレベルアップを目指して、島内施設・病院力を合わせて頑張りましょう。
これからもご協力よろしくお願いいたします。
在宅でお困りの方は、沖永良部徳洲会病院訪問看護まで。



  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 22:37医療看護部入退院支援室リハビリテーション部

2022年12月21日

在宅コロナワクチン希望者全員終了しました。

12月1日からコロナワクチン接種を行いました。
コロナワクチンは接種後、15分利用者宅で観察を行います。
もちろんアナフィラキシーが起こった時に対応するために、緊急薬剤、酸素ボンベ、アンビューバッグを持っていきます。
藤本先生
沖永良部徳洲会病院系列の3つの施設にも出張コロナワクチン接種を行っています。
施設は人数が多いため、大移動を行わなくていいと施設職員には喜んでいただいています。
中先生
在宅でも、集団接種に連れていけない寝たきりの利用者、連れていく時間がない家族、病院嫌いの利用者などに喜んでいただいています。
内山しちょう
今までワクチンを打ったことないのに、「家でだったら注射していいよ」と言ってくれる方もいます。
接種後の15分間は、普段は聞けない先生への質問だったり、利用者と折り紙を折ったりと、先生とのコミュニケーションの時間となります。
普段、私たちが訪問しているのと医師が訪問するのとでは、利用者のテンションの違いに驚かされます。先生方が患者さんに元気をくれているようです。嬉しそうに話している顔を見ると「集団接種の15分とは大きな違いだなあ。在宅っていいなあ」と思った訪問診療でした。
島民の皆さん、手洗い、マスクでまた始まった新型コロナの流行を乗り切りましょう。

訪問診療・看護のお問い合わせは
0997-93-3000 訪問看護まで


  


Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 20:31医療

2022年11月09日

在宅インフルエンザワクチン始まりました。

当院は訪問診療でインフルエンザワクチン接種しています。
インフルエンザ2
病院に行けない。家族さんが忙しくて病院に連れて行けない。
方々の家に先生を連れていきます。(お薬もお持ちします。)
ワクチン(コロナ・インフルエンザ)、採血など病院に来なくても可能です。

皆さんすごく喜んでくれるのと、珍しい人(先生)が来たと、
いつも目を開けてくれない患者さんが、
目を開いてずっと先生を見てくれます。
やはり先生の力は偉大ですね。
訪問診療への詳しいお問い合わせは、
沖永良部徳洲会病院0997-93-3000 訪問看護まで。
質問等お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 13:19医療

2022年10月07日

NCPR(新生児蘇生法)勉強会開催

10月5日、助産師主催のNCPRの勉強会が開催されました。NCPR(新生児蘇生法)は定期的に開催され、職種問わず全職員対象で行われます。
「出産は命懸け」と言われますが、そのとおりで、お母さんも産まれてくる赤ちゃんのために命懸け、赤ちゃんも母体から外の世界に産まれてくるために命懸けです。
当院は島で唯一分娩ができる病院です。お母さんも赤ちゃんも無事に出産が出来るよう、万全の体制を整えていますが、予期せぬ事態が起こることもあります。

今回の想定は「もし、病院の受付で産まれてしまったら…」
医事課の職員も参加して蘇生法の練習をしました。

まずは、助産師からアルゴリズムの説明

赤ちゃんのお人形で心臓マッサージ、アンビューの練習。
大人と違って身体が小さいので感覚を掴むまで繰り返し練習。

新人ナースも頑張っています。

赤ちゃんが、予期せぬ状態で産まれてしまったら。
①身体の水分をしっかり拭き取る
②口と鼻からの分泌物を吸い取る
まずは、この2つがしっかりできれば救命率は格段にあがります。

これからも継続して勉強会を開催し、安心して出産ができる病院でありたいと思います


  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 14:17医療

2022年10月02日

4階病棟 敬老会

9月26日、4階病棟の敬老会が行われました。
4階病棟は、療養型病棟のため、一般病棟よりも、ご高齢者が多く、入院期間も長い方が多いです。そんな患者さまに「少しでも楽しんで頂ける時間を!」と企画しました。患者さまの体調を考慮して30分と短い時間でしたが「楽しかったよ~」との声を頂きました。
踊りは自主練のみで、ぶっつけ本番。
動画を載せられないのが残念ですが、写真で雰囲気を感じて下さい。

前日の業務終了後から飾り付け開始

御前風。エラブのお祝い事には欠かせない舞です。写真はありませんが、このあと、男性スタッフによる国頭ヤッコも披露されました。

応援勤務者による三味線演奏。島に来てから習い始めたそうです。患者さんが知っている歌を弾いてくれて、歌声が聞こえていました。

院長からご挨拶。
手術が終わってから駆けつけてくれました。

締めのマツケンサンバ!衣装もスタッフの手作りです。

噂を聞きつけた医師や、他部署の方も見にきてくれました。


患者さんの笑顔や歌声が聴けて、楽しい敬老会になりました。
  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 17:46医療看護部

2022年07月20日

中学生職場体験学習(第2弾)

先日、島内の中学3年生を対象とした、職場体験学習が行われました。今回は2回目。
前回同様に様々な部署で体験してもらいました。
それでは早速、紹介していきます!

初日。朝礼で自己紹介。2人とも看護師志望とのことでした。

病棟でベッメイキング体験。

内視鏡検査室。中部徳洲会病院から応援の仲間先生が、丁寧に説明してくれました。初めて眼にする画像に気分が悪くならないか心配でしたが(笑)大丈夫でした。

放射線技師により、レントゲン・CT・MRIの説明。今回の患者さんは「そうしさん」。CTで芸術的な画像ができました。「そうしさん」=そうしはぎ、という魚です。リハビリスタッフの提供でした。

2日目。訪問看護師より、訪問看護についての説明。
島の患者さんが安心して在宅医療が受けられるように、様々な医療機器があります。

通所リハビリ。利用者さんとボーリングをしました。

薬剤師より、薬局について説明。実際に分包体験をしました。

居宅介護支援事業所。主にケアマネジャーの資格を持っているスタッフが働いています。訪問看護と同様に高齢者が島で安心して生活できるように支援しています。

3日目。託児所体験。託児所は、ママさん職員にとって無くてはならない場所です。

リハビリ室。車いす体験。この他、様々なマシンの体験もしました。

臨床工学技士より、医療機器の説明と体験。心電図モニターや人工呼吸器を装着してみました。

助産師による沐浴指導。赤ちゃんのお人形を使用してお風呂に入れました。


手術室見学。実際の手術中にオペ室に入りました。中部徳洲会病院から応援の麻酔科医 服部先生が、麻酔科医について丁寧に説明してくれました。


「心停止のブライデンさん」を助けるべく心臓マッサージ!防護服を着て15分間心マしました。途中からは丁度実習にきていた救急救命士も加わり本番さながら。無事ブライデンさんを救命できました(笑)。汗だく…

臨床検査技師より、血液型判定の体験。実際に自分の血液を採取し、検査しました。

3日目、お疲れ様でした。
将来は、是非医療者として島に戻ってきて下さいね。

おまけ。
3日目の職員食。1日目・2日目は前回と体験学習と同じ。3日目は、焼き鳥丼でした。  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 08:30医療

2022年07月14日

BLS講習会

7月13日に、CPR委員会主催の院内BLS講習会が開催されました。対象は全職員で、複数回開催されます。13日は今年度第1回目でした。
迫真迫るデモンストレーション!「誰か来てください!」の声に、医局からドクターが駆けつけるという、嬉しいハプニング(笑)。職員が誰でもどんな場面でも的確な救命処置ができるように努力しています。

放射線技師さんの迫真のデモ。ドクターが本物と間違えて駆けつけました。

二人一組になって練習

皆さん、お疲れさまでした。  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 17:27医療

2022年07月07日

院内勉強会 ~在宅ハイフローセラピー~

7月6日には不定期開催ですが、院内勉強会が開催されました。
テーマは『在宅ハイフローセラピー』です。


ハイフローセラピー(高流量鼻カニュラ酸素療法;HFNC)は酸素濃度と湿度の高いあたたかい風を鼻につけたチューブから勢いよく気道に送りこむ治療法です。勢いよく酸素を送り込むことで肺が少し膨らみやすくなったり、湿度の高いあたたかい風によって痰を出しやすくすることで、酸素を取り込みにくくなった肺を補助してあげることができます。食事や会話もできるといったメリットもあります。

2022年4月の診療報酬改定でこの高流量鼻カニュラ酸素療法を在宅でも行えることとなり、当院に通院している患者さんにも適応となる方がいたため、関係する職員で患者さんサポートのための勉強を行いました。今のところ適応疾患はCOPDのみです。

地域研修に来られている初期研修医藤中先生にもHFNCを実体験してもらいました。

以下、藤中先生のHFNC体験談です。

いつもしっかり装着するように患者さんに指導する側ですが
圧が上がると余計に外れやすく、「しっかり装着」自体が難しいと知りました。
また呼吸も上手く行うには練習が必要で、あたふたしました。
装着しての食事は更に難しそうです。

さらに装着すると音もかなり大きいことに気付きました。高流量下では周りの声が聞きづらかったです。
患者さんに話しかけるときは耳元で話すべきだと気づくことができました。
これからの患者さんの診療にも今日の体験を活かしていきます!



患者さんの気持ちに少しでも近づけたことはよいことだと思います。  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 17:42医療

2022年06月03日

祥(さち)先生おめでとうございます。

昨年4月に沖永良部徳洲会病院の常勤医になってくれた祥先生ですが。
皆さん気づかれた方もいらっしゃると思いますが。
祝。岡田先生改め川添祥先生となりました。
川添という苗字は皆さんもお分かりでしょうが。。。
エラブの人と結婚してくれました。ありがたい。
そして新婚初めての誕生日。
病院でもお祝いさせていただきました。

旦那様からは素敵なプレゼントをいっぱい頂いたみたいで、
すごくうれしそうでした。ごちそうさまです。
病院ではクルクルとよく動き、患者様のために一生懸命働いてくれています。
そんな祥先生の趣味は?と聞きました。
「コナン見ながら、ゲームすること。」らしいです。
テニスサークルもされてます。
海も好きで何度かお誘いしましたが・・雨?もしくは当直と・・。なかなか海にいけません。
梅雨が明けたら海に行きましょうね。
そしてこれからも島民の患者様をよろしくお願いします。

当院は、医師の働き方改革に力を入れております。
  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 20:06医療

2022年05月16日

第69回OK‐Learning「血液ガス」


今回は奈良県立医科大学から来られている、古川Drによる「血液ガス」の勉強会です。
応援に聖マリアンナ医科大学の加藤Drも来てくれました。

この画面の前に先生達の自己紹介が入ります。
古川先生は飼い猫画面が多く、ツッコミ入ってました。(可愛かったです)
勉強会の内容も楽しみなんですが、自己紹介も各Drの個性が出ていて楽しみの1つでもあります。
大学生時代の写真、地元の写真、たまに「ホントにこれいいの?」という写真も見れます。
短い研修期間の中で、先生方と交流できないコロナ禍。
貴重な情報交換となり、OKがコミュニケーションの場になっています。

今回は呼吸器も関連していることから、リハビリの先生方の参加も見られました。
当院職員であれば、誰でも参加できる勉強会です。
もちろんこれ以外の質問にも優しく教えてくれます。
当院は職員のスキルアップをサポートしております。



  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 21:31医療看護部

2022年05月16日

中学生職場体験学習

奄美地方は梅雨入りし、ジメジメした日が続いていますが、梅雨が明ければエラブの最高の季節「夏」と自然の脅威「台風」の時期になります。
前置きが長くなりましたが…5月11日〜3日間にわたり、島内の知名中学校3年生4人が、職場体験学習に来てくれました。看護体験では無く、職場体験なので、院内の様々な部署を3日間かけて体験しました。内容が盛りだくさんなので、早速、ご紹介していきます!

初日の朝礼で自己紹介。緊張している感じです。

臨床工学技士より、様々な医療機器の説明と、実際に人工呼吸器を装着して体験しました。

臨床検査技師より、腹部エコーの体験。当院職員の協力により、実際にお腹の中にいる赤ちゃんの映像をエコーをあてながら見られました。

放射線技師より、放射線科の説明。ドラマ「ラジエーションハウス」の影響?で以前より身近な存在になっているようです。

託児所体験。私達、働くママさん看護師にとっては欠かせない場所です。徳洲会には託児所があるので、小さなお子さんがいても安心して働くことができます。


眼科・耳鼻科体験。田畑医師より、お話もして頂きました。

通所リハビリテーション。利用者さん達とレクリエーションをしました。


助産師による新生児の沐浴見学。このあと、分娩室を見学し、産婦人科医より、お話をして頂きました。


手術室見学。手術用の手洗い→滅菌手袋装着→本物の機械を使って腹腔鏡手術の模擬体験。「大門未知子の世界だ〜」と大興奮でした。


薬剤師から調剤の説明後、ジュースや塩、マーブルチョコを使って水薬・粉薬・錠剤の分包をしました。

リハビリテーション科。リハビリの中でもOT.ST.PTと各分野のスベシャリストが存在します。器具を使って体験もしました。

救急外来で防護服を着て心臓マッサージ体験。防護服を着ての救命処置は、結構暑いです。

臨床検査技師と一緒に、自分の血液を使用して、血液型を調べました。4種類全てが見られたら良かったのですが、全員同じ血液型というオチが(笑)

4階の回診に同行しました。様々な職種のスタッフが集まって患者さん、一人一人について情報交換をします。

内科の川添医師から、「医者になろうと思ったわけ」のお話&新婚さんなので、ノロケ話も(笑)

最後にみんなで記念撮影。3日間おつかれさまでした。将来はぜひ、島に戻ってきて島の医療を支えてくれることを期待しています!



おまけ。ランチタイム。「給食より、お腹いっぱい!」と喜んでくれました。よかったよかった(•‿•)
長くなりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。気軽に「イイね」してください!  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 21:24医療

2022年05月05日

OKラーニング 「ACLS」

去る4月13日に、第67回OK-Learningが中部徳洲会病院の上山聡仁医師により開催されました。
今月からは新人ナースも参加。座学を中心に行われました。新人ナースも4月で基本的なケア・技術研修は終了。
5月からは先輩ナースと一緒に本格的な病棟勤務が開始です。ガンバレ新人ナース達



気軽にイイネしてください。



  

Posted by 沖永良部徳洲会病院 at 08:43医療